漫画「金魚の夜」KKIE 感想

【2020/10/11更新】

ピッコマにて。完結。全51話。
ピッコマだと最後の数話は有料ですが、comicoだと最後までレンタル券で無料で読めます。(2020/10現在)
Rentaとか他のマンガサイト、電子書籍サイトでも読めます。(有料)

だいぶ前に10話まで読んでそのままになってましたが、ピッコマで続きが読めることに気づいて読んでみました。

社会人、大人の恋愛ドラマです。
日本人名になってますが、たぶん作者が韓国の方で韓国が舞台の話で、所々韓国文化なところがあります。

主人公はインテリアとか照明のデザイン会社に勤める女性、アカリ29才。
知人の紹介で知り合ったシンヤという彼氏がいるが、ある時、アカリの同僚の女性(タカハシ)と肩を組んで街を歩いているのを見かけてしまう。このシンヤが結構最低なやつで、人の話は聞かないで自分の言い分だけ言うような奴。

以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

 

 

シンヤは、ガッツリ自分が浮気してたくせに、アカリに浮気してたんじゃないかとアカリを責めるセリフを吐く。
結局はアカリとシンヤは別れるけど、見てるこっちが全然スッキリしない別れ方をする。


アカリは全く悪くないんだからもっとガツンと言ってやればよかったのに、最後には浮気してたシンヤに、アカリの浮気を責める捨てゼリフを言われて終わるっていう、ものすごい納得いかない感じの終わり方。

アカリがシンヤに直接言えず、LINEで別れようと言い、それをシンヤの浮気相手のタカハシが勝手に承諾の返信をしてしまい(そして返信は消したのか?)、シンヤは勝手に返信されたことを知らないまま、別れようという連絡は見ているので、それに対して会って話をしようと電話したりメールしたりするものの、アカリは一切無視。

その状態で、シンヤと浮気相手、アカリと仕事関係の男性ユウでバッタリ出会っちゃって、さあどうなるのっていうとこで、10話が終わります。すごくいいところで終わって続きがないままだったので、気になってました。

 

 

けど、この決定的なバッタリにすごく期待したのに、アカリはシンヤを知らない人だと言い、アカリと一緒にいたユウがふざけてアカリのことをハニーとか呼んだので、シンヤはアカリがユウと浮気していた、と勘違い。自分のことは棚に上げて。

アカリがシンヤを責めるどころか、逆に後でシンヤに浮気してたとか言われちゃって(どういう状況でか忘れたけど)、全くスッキリしない終わり方をします。

シンヤなんかと別れてよかったけど、なんであんな人の話聞かないようなやつと付き合ってたのかって思うけど、最後くらい会ってちゃんとスッキリ別れてあげようよ、そしてちゃんとシンヤの浮気を責めてほしかったよ。シンヤはギャフンとは言わなそうだけどさ。

結局、バッタリ会ったものの、ちゃんと決着をつけないままなんとなーく終わらせてたので、シンヤが浮気を認めたり、反省したりすることが全く無く終わったのも、モヤモヤ・・・・・。

そしてこのシンヤの浮気相手のタカハシは、仕事ができるアカリに嫉妬していて、最初は知らずにでしたが途中でシンヤの彼女がアカリだと気付き、シンヤとの関係でアカリに嫌がらせしているつもりも入っていて、更に仕事でも勝手にアカリの携帯に出て、仕事先に違う指示を出すという、酷い嫌がらせもしました。

 

 

これはアカリの上司も手伝ってなんとか事なきを得ましたが、これも結局タカハシが勝手に指示したことはばれないまま。
ロックもかけず、携帯を机の上に置きっぱなしとかしちゃだめでしょ・・・。

アカリとシンヤが別れてからはタカハシとはあまりうまくいってなかった感じだったようだけど、結局この人達がどうなったか、決着がなにかあったかどうか忘れてしまった。

タカハシはそのままアカリと同じ会社で仕事してたようだけど、だいぶ後になってから会社を辞めるらしいとかいう話がでてきてた気がする。でもなぜやめるかとかはなかった感じで、もう何も話に絡んできてなかったし、これこれこういう事情で辞めるとか彼女の物語も何もないなら、もう出てこないままでよかったんじゃないかと思った。

そしてシンヤと浮気相手、アカリと仕事関係の男性でバッタリ出会った時にアカリと一緒にいたユウは、アカリと同世代のイケメンで、口が悪いけど、アカリと言いたいこと、軽口を言い合えるような関係になります。

 

 

それとアカリの上司、生田さんがアカリをめぐるもう一人の男性で、優秀な人でアカリより5才くらい?年上で、アカリが尊敬してる憧れの存在って感じの人。

アカリと生田さんが出かけるところにユウも割り込んでついていったり等、二人の仲を邪魔するような行動をとったりしてたくせに、アカリが生田さんとのことを悩んでいた時に背中を押してしまいます。

ユウは最初は気になるからちょっかいかけるという、心のままに行動しているような感じで、アカリのことを好きだとは自覚してなかったようで、自覚したときにはもうアカリの心は生田の方を向いていたって感じだったようです。

そしてアカリと生田は付き合うことになり、アカリは生田のことをいろんな面で完璧だと思います。

けれど付き合って3ヶ月くらいで、生田がイギリスに転勤になってしまい、いつ戻れるかもわからないので、アカリに結婚するか、これで別れるか、という選択をせまります。

お互いの年齢的にも付き合ってまだ短いことからも、遠距離恋愛というのは考えませんでした。そしてアカリは、はっきりとは口にしませんでしたが、結局、生田と別れることにします。

 

 

それともう1つ、アカリの親友のサキ(会社の同僚でもある)の恋愛事情もあって、サキは6年くらい付き合ってる彼がいましたが、サキは結婚も考えているのに彼氏は結婚の話は全くしてこないし、嫌いになったわけではないけど、ちょっとしたことですぐにケンカしたりイライラしたり、相手がため息ついてたり、このまま付き合い続けていいのかと思うようになっていて、結局、サキから別れを切り出して別れました。

そしてその後、新しくアカリの上司になった佐伯とサキは言いたいことを言い合って、付き合ってるわけじゃないけど、二人で会って映画に行ったり飲みに行ったりするような関係になります。

アカリもサキも母親から早く結婚しないのかとうるさく言われる状況にあります。

これはほんとにうるさいなーこんなの言われたら嫌になるよなーと思いました。

アカリは一人暮らししてますが、母親が泊まりに来たことがあって、その時の母親の人の話を全く聞かないで自分の言いたいことだけ言ってる具合に、こりゃ疲れるし、イラつくわ〜と思ったけど、そんな人でもやっぱり親としての情があるのか、辟易しつつも母親に「もう帰るの?もう少しゆっくりしていけば」と言ってるのが、ちょっと驚きでした。早く帰ってほしいんじゃないんだ?っていう。

 

 

そして生田とアカリが別れた後、一気に2年経ちます。

サキは同じような感じで、付き合ってないけど、佐伯との関係が続いていて、とうとう佐伯にプロポーズされます。付き合うより先に。気は合うし一緒にいて楽しいけど、結婚を決めていいのか、サキは悩んでなかなか答えを出せません。

アカリは生田とはお互い全く連絡もとらず、会社では出世して課長になっています。

そして、ユウは生田と付き合った後アカリとほとんど絡んでなかったので、どうなったんだと思ってたら、この2年の間、アカリ、サキ、ユウで一緒にアカリの家で食事をしたりするような友達付き合いをしていました。

ユウがアカリのことを好きなのは周りにはバレバレでサキはわかってましたがアカリは気づいてません。

ユウは友人に告白するよう勧められてもできずにいましたが、酔っ払って家に帰った時に偶然家の前でアカリが雨宿りをしていて、酔っていたせいでアカリに俺を待っていてくれたのか等と言い、告白のようなことをしていまいます。

 

 

翌日、昨夜のことを思い出してユウは恥ずかしくて身悶えしますが、これを機にはっきりアカリに気持ちを伝えます。アカリはユウの気持ちに全く気づいてませんでしたが、告白されたことで意識し始め、二人で食事をしたり等、徐々にいい感じになります。

が、ここで、生田が仕事の都合で一時帰国します。
生田はアカリと同じ会社に勤めているので会社の人に生田が帰国することを伝えられます。

アカリは生田と別れた後、なかなか生田のことを吹っ切れず、やっと最近普通になってきていたので、今更、と思い、生田と顔を合わせないようにしますが、生田に呼び出され結局二人で食事に行きます。

が、この時は、生田と別れた時に、生田がアカリに相談せずにいろいろと一人で決めてしまったことをなじるようなことを言って、生田の話は聞かず自分の言いたいことだけ言って帰ってしまいます。

 

 

ユウはアカリと週末出かける約束をしていましたが、約束をしてから約束の日までの間に生田との再会があり、アカリの気持ちが変わってしまいます。

約束通り会いはしたものの、ユウに言い出すタイミングをどうしようかとユウの話に上の空な様子にユウが気付き、もう一度ユウはアカリに、俺じゃダメなのか、ずっとアカリを好きでいる自信があると告白しますが、アカリはごめんなさい、やっぱりダメみたいですと言って断ります。

そしてアカリと生田はもう一度二人で会い、前回生田はアカリに言おうと思っていて言えなかったことがあると言い、忘れようとしたけど忘れられなかった、もう一度やり直したいと言われます。

アカリは一度だめになっているしやり直す自信がないと言いますが、生田は前とは違う、アカリが不安にならないように自分の気持とか些細なこともちゃんと伝えるようにする、自分が努力する、なるべく早く(イギリスから)戻るから待っててほしいと言われ、あんまりはっきり返事をしないんですが、結局、また付き合うことになったようです。

ピッコマで読める無料分の45話前半まではだいたいここまで。

 

 

48話を試し読みで数ページ読んでみてもまだ生田さんとどうこうしている感じのようです。
でもユウのことを振った後の話なのに44話から表紙の絵がユウとアカリになっているのは・・・。

ユウは割と序盤の方から登場していて、アカリとは言いたいこと言い合えてて、気を使わないで一緒にいられるような、いい感じな関係だなと思ってて、私はずっとユウがいいなと思ってました。

でもアカリはユウに対する気持ちを恋愛感情だとは思ってなくて、ユウと生田ではあくまで生田の方に、そういう感情があるなーって最初の方からずっとそんな感じだったので、生田と付き合うことになって、もうユウは出てこなくなるんだと思ってたんですが、アカリと絡まなくなってもユウはちょこちょこ様子が描かれていて、ずっと登場し続けています。

でも生田と別れて、その後アカリとユウは友人としてよく会ってたようで、今度はユウとうまくいくのか、と思ったらまた生田と復縁してしまって、ユウをキッパリ振っているのに表紙の絵に載ってるってことはまだユウが絡んでくるってことなのかな。

 

 

2年の経過がある時を境に前半と後半でユウは結構変わってしまってて、前半はちょっと傍若無人なところがあるけど、勢いがあってよかったのに、後半はアカリに対して告白してからものすごく照れ屋な感じになっておとなしくなっちゃって、髪型も変わってオシャレ?な感じになったっぽいけど、私はどちらかというと髪型も前の方が好きだった。

アカリとうまくいったらいいのにと思ってたけど、こんなに引っ張られてただただアカリをずっと好きでいる人なんて、なんかかわいそうでいやだなぁ。

アカリとうまくいきかけてたのに、ごめんなさいされるところとか、すごくかわいそうだよ・・・。

ユウの方が私は好きなんで、もうアカリなんてやめて他の出会があればいいのにと思う。でも表紙が笑ってるアカリとユウになってるのって、少なくともまだユウが出てくるってことだよね、きっと。

でもまだユウが出るんだとしたらまた友人とか側にいるだけの人じゃないよね、もう今更。まさかそんなんだったらほんとにかわいそすぎる。

 

 

生田はいい人だとは思う。でもイケメンって言われてるんだけど、確かにユウと生田って目がちょっと違うだけで顔はほとんど一緒ではある。

でも、その目が生田って目が細いだけじゃなく目の下の線がいっぱいで、目つきが悪すぎると思うんだよな・・・。

だから私はあんまりかっこいいって思わない。雰囲気がかっこいい感じってのはわかる。でも顔でいったら佐伯の方がかっこいいよ。

それとユウの方が目がちゃんとしててかっこいい。でもそれ以外の部分は嫌いなわけじゃない。

でもアカリが生田のことをやたらと完璧だというのには、うーんと思ってしまう。

完璧なのを否定するわけじゃない。アカリにとっては完璧なんだろうけど、完璧っていう言い方にはなんだかなーと思ってしまう。すごく好き大好きっていうならわかる。でも完璧ってなんだろう。

相手を理想的に見すぎていて、そうじゃない部分があったらだめってなるんじゃないかって気がする。相手にとっても、理想をおしつけて勝手に美化してとらえられて、そうじゃない部分もあるのに、そう見られるのはつらいってことになりそうで。

そして、そういうことを佐伯も言っていた。
つまりはその佐伯のセリフはアカリと生田の今後を暗示してるってことなんだろうか。

 

 

生田が一時帰国した時にアカリが、別れた時のことについて、一人で決めないでほしかった、一緒に考えたかったと文句を言います。
うーんでもそれってアカリがそれに文句言うのってなんか違うというか、納得がいかないと思いました。

生田は生田なりにどうしたらいいか考えて、こうしたらいいんじゃないかという2つの案に絞ってアカリに提案したわけだけど、生田はもう30代後半?くらいのいい大人なんだし性格的にも自分の考えがまとまらないうちにアカリに話をするわけにもいかないのはおかしくないと思うし、付き合った期間もまだ短い時だったから、転勤が決まりそうだけど、どうしよう?なんていう、早い段階で丸投げの相談ってわけにもいかないってのは十分理解出来る。

生田が選択させた2案以外にも何か方法はあったんじゃないか、とアカリは言うけど、ならそう言えばよかったんだよ、あなたが。

自分もあの時それを思いつかなかった、そう言えばよかったと、自分も含めて、こうすればよかったですね、って生田にあの時のことを言ってるならわかるけど、生田が一人で考えてしまったことを責めるだけだったので、それは違うんじゃないのって思った。

 

 

そして主人公のアカリ、あんまり好きじゃないんだよなぁ。

最初はかわいい美人でいい感じだと思ったけど、思ってることを言えなさすぎる。
最初に出てきたシンヤの浮気についても、結局ほとんど何も言わないままただ別れて、ものっすごくモヤモヤする別れ方してたし。

回想で学生の頃は二股してた彼氏に水をブッかけるくらいのことをしたらしいけど、その気概はどこいった?

あとこの話って、なーんかいろいろ誤解とか、裏で勝手にされてたこととかが、全然発覚しないままなんだよね。アカリが泥酔して介抱してたユウを誤解した生田が殴った件もその後顔を合わせてもちゃんと誤解を解かないままで生田が謝るのもないし、タカハシが嘘の発注をしたのもバレないままだし。

現実世界では何でもかんでも発覚するわけじゃなく、そのままなことが多いのかもしれないけど、マンガとして読むとモヤモヤする。

 

 

45話〜49話
2018.10.4

一言で言うと、特に大きな進展、話の展開がないです。

アカリは夢だったクリスマスの照明の仕事に関われることになりますが、夢だったという気持ちが強すぎて、うまく案をまとめらない。

生田とは電話でいろんな愚痴を聞いてもらって、生田の言葉がすっと心に入ってきて落ち着いて安心する、と生田のことはとても満足している様子。
スランプ状態だった照明の仕事もうまく案をまとめられる。突然、週末だけの予定で生田がアカリに会いに来る。

アカリがすごく驚いてて一緒にいる時間より移動時間の方が長いって言ってることにピンとこなかったけど、生田は確かまだイギリスにいるんだっけ。そりゃ確かにスゴイ。

でもそんな遠くからお金も時間もかけてくるなら、サプライズしたいのもわかるけど、連絡とってから行ったほうが・・すれ違ったときの損失がでかいヨ。そんだけ、恋に盲目になってるってことなのかな。
遠距離ですが、生田とうまくいってる様子。

アカリは立ち寄ったパン屋でばったり出張帰りのユウに出会う。アカリは気まずく思うが、ユウはアカリのことを友人としても好きだから、友達としてつき合っていきたいと普通に話をして接してくる。

ユウの髪型が変ななでつけ3:7分け目の髪型じゃなくて、ラフな感じになってて、カッコいい!
やっぱりユウには無造作ヘアが似合う。やっぱりユウかっこいいなぁ。
49話前半までしか読んでないけどユウの出番ってこれだけ?これでなんで44〜50話までユウとアカリの表紙なんだろう・・・。

 

 

サキと佐伯も順調だが、サキは佐伯との結婚について、条件チェックをしてしまったり、あれこれ考えるが特に欠点が見当たらない。それでも本当にこれでいいのかと、考えすぎなくらいに悩む。
佐伯はそんなサキを大らかに明るく見守って受け入れてくれている。

結婚ってことを周りからものすごく言われているせいなのか、サキはものすごくあれこれ考えてしまいます。

サキたちの後輩の女の子ももうすぐ30で周りから結婚のことをあれこれ言われ始めて鬱憤がたまっているという話がでてきますが、韓国では結婚しろということをうるさく言われるのが普通なんでしょうか。

一昔か二昔前の日本もそうだった気がするけど、韓国って昔の日本はこうだったってのが今そうなってるってことがよくある気がする。
考え過ぎじゃないの?って思うけど、それだけ考えちゃうくらい周りからのプレッシャーがすごいってことなのかな。

一方、佐伯はすっごくいいヤツだなと思う。正直、サキのどこを気に入ってるのかよくわからない。

かわいいってよく言ってるけど・・・佐伯にはかわいいんだね(^_^;)
そしてサキはこんな条件のいい相手はこの先現れないかもしれないとか、サキの好きって気持ちが全然見えてこないんだけど、サキはあまり好きって感じに溺れたりしない人なのかもしれないけど、佐伯に条件ばっかりチェックして、好きでしょうがない、みたいなのを感じてないのはどうなんだ?と思う。

アカリと生田はラブラブなんだけど、なんかこう、いいね〜って共感できないのはなぜだろう。

 

 

49話〜51話(最終話)
2018.12.1

ピッコマでは完結と書いてないんですが他の電子書籍サイトを見ると完結してるようなので、一応読んでみました。が、45話〜49話同様、特に大きな進展、話の展開がなかったです。

正直、読まなくてもよかったなと思いました。

49話後半はサキたちの後輩の女の子が周りから結婚しろ等の話をされまくるというエピソードの続き。これだけ言われたら嫌になるよね、ノイローゼになるかもねって感じで、こんなにすごく言われるの?っていうのが驚きです。

それに続いてアカリもまた母親に見合い話をもちかけられ、付き合ってる人がいるからと断っても、紹介でもいいからとか、よくわからない粘り方をされていた。

付き合ってる人がいるのに他の男を紹介するってなんで?その後も、付き合ってる人を家に連れてこいと言ってきて、アカリが結婚はまだよく考えてからにしたいと言うと、「何から何まであんたに合う人なんかこの世にいないわよ」とか「そんな悠長なこと言ってる歳じゃない」とか、うるさいうるさい。

 

 

そうやってどんどん自分の言いたいことは言ってくるくせにアカリの考えを説明しようとすると最後まで聞かずに「お母さんもう知らないからね、切るよ」と自分勝手に電話切るっていう・・・すんごいムカつく。

そしてアカリも言い過ぎたかなとか思ってるんだけど、全然言い過ぎてないと思うよ!

むしろ足りないくらい。もっとガツンと言ってやったらどうなんだと思っちゃうよ。

傍目にはね。親が自分のことを心配して言ってるのがわかってて強く言えないのかもしれないけど、こんなんずっと勝手に言いまくられてたら、嫌になるわー。

最後はLINEで母親に「この間は悲しませてごめん、お母さんの気持はわかってるけど私の考えもわかってくれたらうれしい、大好きだよ」というような内容のメッセージを送り、母親からも大好きだよと返信があって、一応、ひとまずは母親とうまくやろうとしてる感じで締めていますが、こんなうるさい親イヤだー。

そしてアカリは元カレにもだったけど親にも言いたいことをガツンと言えないまま終わるのか。アカリにとってはあれでも一応言ったってことなのか?

サキは相変わらず佐伯に素直にラブラブになれず、佐伯のいいようにドンドン結婚に向けて進められてしまっているのが気に入らないらしいけど、いざ何か言おうとすると具体的に何と言えず、この人達もあまり変わらない。

サキが素直に佐伯を認められないだけ。なぜ佐伯がサキを好きなのか私にはわからないけど、佐伯がサキを気に入っている限りこの二人はこのまま結婚するんでしょう。

最終話で出てきた金魚のイルミネーションがたぶんアカリがこの間やってたクリスマスイルミネーションの仕事で作ったもの、なんだろうな。

 

 

それをちょっと離れた所から見ているユウがちょこっとだけ登場。セリフも何もなし。
結局、ユウは44〜50話までユウとアカリの表紙なのにちょこっとしか登場しないままでした。

なぜこの表紙?疑問です。

アカリとくっつくのはユウがよかったなーと思ってたけど、アカリは結局言いたいこと言えない人のままな感じで、グダグダ考えちゃってるだけの、見ててイライラしてくる人だったので、カッコいいユウの相手じゃなくてよかったと思えます。

アカリと生田は特に変わらずラブラブのまま。51話の番外編で、半年くらい経ってて、今度、日本に戻ってこれそうって話が出るけど、結婚の話が出てるわけでもないし、特に状況に変化なし。

最後の方はアカリのモノローグが大量にあります。元々そんな感じだったかもですが。
アカリにあまり共感できないので、モノローグもあまり頭に入ってこない。

アカリが好き、共感できるってわけでもなく、ただ結末がどうなったのか知りたいだけなら、ピッコマの有料話分を読む必要はないんじゃないかな・・・。
無料話で読める部分とほとんど状況は何も変わらないので。

アカリと生田がよりを戻すまでの、恋愛模様はそれなりに楽しめましたが、その後は結婚についてどう考えるかみたいな話だけになって、人間関係が動かなくなるので、アカリのグダグダした思考に共感できない私には面白くなかったです。

 

 

 

 

 

登場人物のモノローグが多い話↓