漫画「私、30になりました。~Born in ’85~」HIKO 感想

漫画「私、30になりました。~Born in ’85~」HIKO 感想
ネタバレありなので、ご承知の上。

ピッコマにて。まだ連載中で完結していません。
不定期更新のようです。現在ピッコマでは22話。
ピッコマだと1話が2つに別れているのでピッコマの話数で45話。最新の4話は有料。
Rentaとか他のマンガサイトでも読めます。(有料)

社会人、大人の恋愛ドラマです。
あんまりモロに韓国って感じのところは出てきてない気がするけど、絵柄の感じとかが韓国のwebマンガっぽい。

主人公はweb漫画家の真澄、31才、独身。
同い年の友人、フリーアナウンサーの玲子、カフェ経営の里美、唯一の既婚者一児の母の美穂、の3人も準主役で彼女らの人間模様も同時に描かれる。
物語は、真澄が出版社へ真澄の新しい担当者に会いに行くと小学校の頃の初恋&失恋相手の悠斗だった、というところから始まる。

真澄はすぐに気付いたが悠斗は気付いたような素振りを見せないので、気付いていないのかと思い、真澄も何も言わず、普通に仕事の話をするだけで終わったが、夜になって悠斗から連絡があり飲み屋に呼び出され、実は悠斗も気付いていたのがわかる。
悠斗のSNSを玲子と一緒に確認した時にSNSのプロフィール写真が彼女とのツーショットだったので、悠斗には彼女がいる、というのは早々に真澄にはわかっている。
なので、それ以上の関係にはならないつもりでいたけれど、結局二人は男女の関係になる。
真澄は過去に付き合っていて「犬みたいだ」と言われた男との別れがトラウマになっていて、今は恋愛には冷めた気持ちでいる。そのせいか、悠斗に彼女と別れたのか等、彼女のことについて何も聞けない。
悠斗と真澄が二人で悠斗のスマホの写真を見ている時に、悠斗の彼女からの電話がかかってきて、画面に悠人と彼女のツーショット写真が表示されるという決定的な感じのことが起こっても、悠斗は何もなかったかのように会話をして堂々とシラを切った。真澄も何も追求せず、内心、悠斗の厚かましさに感心していただけで、悠斗に合わせて会話をした。

二人は、はっきり付き合おう等とはどちらも言っていない、あやふやな関係。
かといってセフレと割り切った付き合いなわけでもない。
悠斗の親友によると悠斗は中高生の頃から、彼女がいても他の女の子と食事に行ったりしていて、それを浮気とは思っていないような人だった。だから彼女がいてもそれぞれに悪びれず接しているが、彼女の方へは関心が薄れてきている様子がみてとれる。彼女(由梨)の方もそれに気付いていて、友人に相談したりしている。その友人が玲子を好きで、ほぼ彼氏のような存在になっている健三で、由梨と健三は大学生でとても若い。
玲子と健三のつながりから、由梨も真澄たち4人の集まりに顔を出すような関係になっていく。
真澄はひと目見てすぐに悠斗の彼女だと気付いているが、玲子は一緒にSNSを見たはずだけど一度見ただけのせいか、顔を合わせても悠斗の彼女だとは気付いていないし、まだ真澄もみんなにそのことを言っていない。(22話までで)

玲子には電話で「悠斗に女がいるみたい」と言うが、ちょうどうるさい音がして玲子が聞き返したので、聞こえなかったのだと思い気が変わって言うのをやめてしまう。が実は玲子は聞こえていて、なぜちゃんと言ってくれないのか、だから最初に女がいるか確認しなさいと言ったのに、と思う。
・・・のだけれど、「女がいる」という言い方に違和感を覚えた。うーん、二人ともSNSを見て、最初に悠斗に彼女がいるらしいのはわかってたよね?それなのに今わかったみたいに「女がいる」ってのはおかしくない?彼女と別れてないっていうならわかるけど。やっぱり韓国のマンガで翻訳でニュアンスが違うせいなのか?

小学生の頃の悠斗と真澄のエピソードがチラチラと出てくる。
小学生の12歳の頃、真澄は悠斗のことがすごく好きだった。
それを小学校からの友人の美穂が応援してくれていた、のだけど、1つ未解決のままなのが、美穂に言われて真澄が用意したバレンタインチョコを美穂が悠斗に渡したのだけど、真澄からのチョコだと言ってなかったんじゃないかということと、悠斗が美穂を「あいつにすげー好かれてしつこかった」と覚えていることから、真澄を応援するように見せかけて実は美穂も悠斗が好きで真澄を利用していたんじゃないか、という疑惑。
最初に悠斗に再会した、彼女がいた、というところまでは友人たち4人に話しているんだけど、その時は彼女がいるということに憤慨していて、美穂に気まずそうな素振りは今のところないけど、今後ここもいつか出てくるのかな。

二人がお互い失恋したと思っていたことについては二人で話して解決している。
真澄が悠斗に小さいハートのクッションと手紙を渡した時に悠斗は本当はすごく嬉しかった、でもなぜか(照れ隠し?)それを抑えて「俺、こういうのすげー嫌いなんだけど」「でもお前だから」と続けようとしていたのだけど、「でも〜」を聞く前に真澄がその場を去ってしまっていた。その後、真澄は悠斗を無視したので、お互いが振られたと思っていた。
小学生の頃のエピソードを見ると悠斗も真澄を意識していて結構好きだったんじゃないかというのがうかがえる。ただ悠斗にとっては「人生初の失敗として残る女の子」なだけだったらしい。
真澄も別に今までずっと悠斗のことが好きだったとか、ずっと思っていたとかいうわけではなく、お互い再会して、改めて好きになった、という感じではあると思う。ただ、悠斗の今までの恋愛に対する態度をみると、悠斗は普通の恋愛感覚を持っていないようなので、悠斗よりも真澄の方が普通に好きになっていると思う。でも悠斗が彼女とまだ別れていないのにも由梨の言葉から由梨を通じて真澄はわかっている。それでもまだ真澄は悠斗と別れようとはしない。そしてその理由を自分でもどうしてなのかと考えていた。
「手放さない理由がなんなのか ずっと自分自身に問いかけてきた 私はまだ悠斗を抱きしめたいし 抱きしめられたい 私はまだ悠斗に飽きてない 私が飽きるまでは手放したりしない 私の理由はそこにある」(22話)
悠斗の方もだいぶ真澄に気持ちが向いている感じはする。でもそれでもちょいちょい真澄が呆れるような発言をしている。
「ちょっとくらい優しくしたからって何か減るわけじゃあるまいし」と言う悠斗の発言は、それだけ聞いたらかわいい発言だと思えるけど、彼女と別れてないのを知ってる真澄からしたら「そういうのは他でしてもらって」と言ってしまうのも理解できるし、切ない。

悠斗もそこそこ真澄が好きなように見えるのに彼女と別れなかったりちょいちょいよくわからない言動をするので何を考えているのかよくわからない感じがある。
真澄は本来、普通にすごく好きってなるはずだけど、過去のトラウマと年齢的なところでか、恋愛に熱くなれない部分があって、悠斗に彼女がいなくて今の関係になっていればもっと熱く恋をできたかもしれないけど、今は冷めた部分を持ちつつ、初恋の人、悠斗を好きになってしまった気持ちをやめられないでいる。
この二人がどうなっていくのか、というのがとても気になって、絵柄も割と好きで、というか、主人公と真澄の見た目と落ち着いた感じの性格、悠斗の見た目と一部歪んでいるっぽいけどピュアな感じの愛情を見せているところとかが好き。
真澄は髪が長いときより今のショートの方がかっこよくてキレイだと思う。とても似合っている。
玲子は逆に今の短いボブよりもロングの時のほうがキレイだったな。今はいかにも気が強そうな感じが強調されてて私的にはいまいち。
他二人は、正直、見た目はあんまりよくない。
renta等の感想を読むとおそらく韓国webマンガの画風に慣れてない人には絵柄が好きじゃない、という人も割といるようだけど、私は韓国webマンガの画風はわりと好き。

真澄たち4人の話になっていて、真澄以外の友人たちの話もそこそこあるんだけど、私は真澄以外の友人の話にはあまり興味がなくて、真澄の話だけに興味があるので、真澄の話だけでもなかなか進まないのに、友人の話も入ると余計に進まないので、もどかしい。

玲子はフリーで仕事をしているだけあって、仕事への意識が高い。最初はだいぶ年下の健三にアタックされても鼻であしらう感じだったが健三の熱さにだんだんほだされ、結局ほぼ彼氏のような関係になっている。
里美は長く付き合っていた彼氏がいたが、いつの間にか彼氏に心変わりされていて、しかもその彼氏は里美にちゃんと別れを言えず、連絡をブロックし音信不通になり、真澄に別れの伝言を頼むという、ものっすごくヘタレな別れ方をする。別れるのぐらいちゃんと言おうよ。DVな彼女とか会うと何かされるわけじゃないんだから。ダメ男すぎる。見た目もそんな感じだけど。
そしてカフェを経営してたけど、経営難で店もたたむことになった。

美穂は結婚していて一児の母。たぶん子供は2〜3才くらい。美穂は一番ギャーギャー言ってうるさい感じの女性。マンガで読んでてうるさくて私が嫌いなタイプ。
他3人はまだ独身で子供もいないので、夜飲む集まりに美穂だけ参加できないということもあるわけだけど、それを知ると後で仲間はずれにされたとうるさいらしい、というのを読んで、めんどくさい人だなぁと思った。私も子育てしてるから子育てしてると〜というのはよくわかる。でも私はこの人達のように子供がいなくて頻繁に会うような友人というのがいないので推測でしか気持ちがわからないけど、一人子持ちなんだから、急な集まりには行けないとかそういうのはもうしょうがないことなんだから、仲間はずれとか思うなよ〜と思う。そこに文句言っちゃったら、他3人にとっては邪魔な人になっちゃうよ。生活リズムが違うんだからそれぞれの生活を尊重してあげないと、子持ちとそうじゃない人の融通の利き加減は全然違うんだから、そこをうらやましがって仲間はずれとか言っちゃダメでしょ。めんどくさいよ。あーなんか言ってることがいろいろうざいなーこの人、と思う。子持ちというのを除いてもこの人の性格がそもそも好きじゃないんだけど。
まだ子供が2〜3才っぽいし、幼稚園とか行ってママ友との出会いがあれば違ってくるのかもと思うけど、まだ4人グループの他3人と同じっていう意識が強くて自分だけだいぶ違うってことを理解できてないのかな、という気もする。相手が子供好きと宣言してるなら別だけど、そうじゃない子持ちじゃない人に子供の写真を大量に送りつけちゃうとかダメでしょ。

そしてこれだけいろいろ違うのによくまだ付き合いが続いてるなーとも思う。
玲子と真澄はそれぞれフリーで仕事をしていて、仕事の依頼も不規則でという点で共通点も多いし、里美も経営者だからサラリーマンよりは共通点がありそうではある。でも美穂は専業主婦で過去の仕事は不明だけど専門職っぽくないから、美穂と他3人はだいぶ違いそう。
こういう密なつながりの続いている友人関係がどうなのか、私にはこういう人たちがいないからわからないけど、支え合ってよさそうでもあり、反面面倒くさそうでもありだなぁと、正直このマンガで見ている感じでは面倒くさそうに感じてしまった。
特に美穂の子供が高熱を出して病院にいったというのに友人たち3人がかけつけた場面。結局たいしたことなくて、玲子なんかはしっかり美穂のいないところで文句を言ってるけど、そういうのに駆けつけるの面倒くさそう〜。そこを駆けつけたい、と思うか、行かないといけない本当は面倒くさいと思うか、その人の気持ち次第ではある。義務感じゃなければ大変ではない。まだ新米ママで慌ててしまった、仲のいい友人がいるから駆けつけてくれた、ってことなんだろうけど、ちゃんと旦那さんもいるのに行く必要ある?って思ってしまうよね。

22話あたりで新しく男キャラが登場したけどまだどういう人なのかわからない。
真澄と悠斗の恋の行方がとても気になって楽しみです。
由梨も悪い子じゃないので、悠斗の気持ちが離れてきているようでかわいそうではありますが、真澄がうまくいってほしい。でもきっとスパッと由梨と別れて悠斗とうまくいくっていう話じゃないんだろうなぁ。
由梨とはそろそろ別れそうではあるけど、別れたとしても悠斗自身の問題とかあったり、新キャラが何かかかわってくるかなにかで、まだまだすんなりいかないんだろうなぁ・・・。
気になって楽しみではあるんだけど、先が長そうで、またしばらく経ってまとめて読みたいなぁ・・・。

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