漫画「先生と、わたしは。」車谷晴子 感想


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ネタバレありなので、ご承知の上。

ピッコマでは「完結」表示になっていたので読んだんですが、完結してませんでした・・・。
最終話で思いっきり続きっぽい感じで終わってたので「あれ?」と思って調べたら、comic フレーバーズというサイトで連載しているマンガでした。
第一話と最新話のみの公開ですが無料で読めるwebマンガサイトみたいです。

同じ高校の高校教師と女子高校生が、学校では内緒にしてますが実は結婚しているというお話。

 

主人公、九重恋子(れんこ)は高校一年生。
いつも学年トップの成績ですが、友達はいない、笑わない「サイボーグ九重」と言われている女の子。
氷堂瑛智(えいち)先生はクールなイケメンで、「氷の王子」と呼ばれていて、怖くて話しかけにくいがファンの女子生徒も多い。

恋子の母は教師をしていて、瑛智は教え子で近所に住んでいたので、恋子が小さい頃からの知り合いで、恋子は「えいちゃん」と呼んでいた。恋子の母が病気で入院している時に、自分が死んだ後、恋子が16歳になったら結婚して恋子の家族になってほしいと瑛智に頼んでいた。半年前に母が亡くなった時、瑛智は恋子に結婚を申し込み、恋子が高校入学してすぐに16になり入籍していた。

そんな事情なので、結婚しているがキスもしていないし、恋子は妹のように思われていると思っているし、瑛智は保護者だと思われていると思っていた。
恋子は瑛智のことが好きになっていたが、彼に自分の面倒を見させて彼の人生の邪魔をしていると思い、終わりにしようとして離婚届の記入を瑛智にお願いする。
瑛智はすんなり離婚届に記入してくれるが、記入し終わると恋子にキスをして「離婚しても恋子を離さない、恋子が好きだ、結婚するずっと前から恋子だけを愛している」と告白し、恋子も「私も好きです、大好きです」と答えた。
これで二人は両思いだったことがわかり、めでたくこれからは本当の夫婦になる。

 

というのが、1話なので、ラブラブな高校教師と女子高生の夫婦のお話です。
夫婦になっても、恋子が幼いので、瑛智はキスまでしかしません。
そして瑛智と恋子は瑛智の年がはっきりでてきてない気がしますが、たぶん10才くらいの年の差で、恋子が幼い頃から瑛智は恋子のことが好きだったみたいです。瑛智からすると恋子を溺愛していますが、恋子との年の差もあるし恋子自身幼い感じもあるので、手を出せない感じのようです。

恋子の同級生の倉田くんという野球部の男の子が、恋子を気にかけて遊びに行く時に声をかけてくれたり、同級生との橋渡しをしてくれるようなイイ子で、恋子にかまっているうちに倉田くんは恋子のことが好きになってしまいます。
倉田くんのおかげで徐々に友達ができていく恋子ですが、倉田くんと仲良くしている様子を見て、瑛智は友達ができたことは喜びつつも、嫉妬してしまいます。年の差があるので余計にそう感じてしまうようです。
瑛智はそれを素直に打ち明けますが、恋子は瑛智しか見ていないと答えます。倉田くんに告白されても好きな人がいるからと断り、恋子の方も他の子に揺れることなく、瑛智しか眼中にありません。

 

周りからいろいろちょっかいがあったり、困難や苦境があっても、二人は揺れることなく結局お互いが大好きなラブラブ夫婦のお話みたいです。

恋子は倉田くんに一時的に野球部のマネージャーを頼まれて、激務に倒れてしまい、反省して瑛智が家事を分担してくれたり、倉田くんに一緒に住んでるのは氷堂先生じゃないのかと言われてしまったり(これが5話の最後なのでこのあとどうなるかは不明)しますが、結局、二人はラブラブだねっていうのを確認して楽しむマンガかなという気がします。

瑛智がとにかくカッコよくてイイ!
恋子はかわいいけど幼い感じすぎて、私の好みからするとイマイチ。
もうちょっと普通に高校生っぽいかわいい女の子の方が好きです。
いかにもロリコン好みな女の子って感じ・・・かな?

瑛智はカッコいいけど恋子がイマイチなので続きは読まなくてもいいかな、と思いました。

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