漫画「アデライド」漫画:SUHO 原作:Chae Habin 感想

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ピッコマにて。火曜更新で連載中。

交通事故に遭い、気付いたら異世界で赤ん坊になっていたという、異世界転生もの。
舞台は中世の西洋のような世界のビチェルン帝国。
主人公は、ボルボン伯爵家のアデライド・カミリエ・ボルボン。
両親と二人の兄の5人家族で、帝都からは離れた田舎の貴族。

以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

「アデライド」感想(1)
「アデライド」感想(2)

 

1〜14話

帝都へ行くまで

アデル(アデライド)は16歳になり、社交界デビューをする年だが、いい家柄が多い帝都に行って張り合っても仕方ないと考えて、帝都で社交界デビューするつもりはなかった。けれども、皇宮の湖に突然現れ、おかしな服装をした目も髪も黒く聖女ではないかと言われている、異次元から来た女性の話を聞いて、会ってみたくなり、自分はやっぱりファンタジーの世界に来たんだというただの好奇心で、帝都に行くことを決意する。

ボルボン家は今兄二人が帝都でアカデミーに行っており、その学費でいっぱいいっぱいなので、アデルは自分で貯めていたお小遣いを、帝都で着るドレス代と数カ月分の滞在費にするといって両親に許しをもらう。
帝都ではロゼリア叔母さんの家に泊めてもらえるよう頼み、ドレスは古着にレース等をアレンジして流行に合わせる工夫をした。

それでもドレスを全部で18着って、大変なんだね・・・。
帝都に行くのに父は魔法陣を使うのが早くて安全だと勧めてるけど(でもお金かかるのでアデルは断る)、魔法もある世界みたいです。

 

400年前、神のお告げにより勃発した戦争で帝国が勝利し、勢力の弱まった神殿は、突然現れた女性を聖女に仕立て上げ、権力を取り戻したいと狙っているようだが、一度目の聖女の検証で力は認められず、次は検証はデビュタントホール(16才の成人式で貴族令嬢が社交界デビューする場)を終えてからになっていて、先延ばしになるのをみるとその女性(ルイ)には聖なる力はないだろうと思われる。

ルイは、次の検証までの間、エリアス公爵家に滞在している。
最初は皇太子を誘惑し、次はエリアスを狙って誘惑しようとしているが、エリアスには全く相手にされず、邪険にされている。皇太子は表面上は愛想よく接してはいるが、エリアスと仲良しの仲間で、ルイが彼らを下心いっぱいで誘惑しようとしているのは重々承知していて、ルイを邪魔に思っている。

 

帝都のジェスティア家

ロゼリア叔母さんの家に到着。
出発の時、父はアデルとしか会話してなかったので、一人(+侍女)で行くのかと思ったら母も一緒だった。
ロゼリア叔母は、母の妹らしい。
アデルは、いとこのリサ(ラリサ・ヘレネ・ジェスティア)と初めて会った様子。

リサはいい子で、アデルは仲良くなれそうだと思う。
リサはルーカスと婚約している。
そして、ルイとエリアスの噂について、いろいろと尋ねる。

ルイは上位貴族や皇室の宴会には必ず参加するのでよく見かけるらしい。
歳は17で、かなりの美人。
真夜中に裸でエリアス公爵の寝室から出てきたのを使用人が見たという噂がある。

エリアスは容姿では皇太子と1、2を争う美男子。
皇太子は華やかで美しい容姿を持つ愉快な人、エリアスは冷淡で飾り気のない質素な人。

ジェスティア家の当主と息子(リサの兄)が帰宅し、アデルと母は挨拶するが、とても重苦しい雰囲気で、素っ気ない挨拶をしたただけで、当主と息子は去る。
いつもあんな感じだから空気扱いして気楽にして、とリサに言われる。

 

アデル、ケーキ屋でエリアスに会う

アデルはリサと、噂のロラントというお店でケーキを食べる。
アデルはドレスを買ってきてたけど、また帝都で一番人気のマダム・ロザンヌの店でドレスを買ったらしい。

アデルが追加で食べるケーキをショーケースから選んでいると、隣にずっと立って悩んでいる男性がいて、手伝ってあげようと思い声をかける。紫の瞳に銀髪のむちゃくちゃイケメン(エリアス公爵)。
差し入れ先の好みがわからないので程々に甘い物という要望を聞いて適当に提案して選んであげる。
カタログを買うとお店にこなくても使用人に買いに行かせることができる事も教えてあげる。

席に戻って、さっき注文を手伝ってあげた男性がエリアス公爵だとリサから聞いて知る。
リサの婚約者のルーカスは臨時で皇宮で働いていて、エリアス公爵の補佐官をしているらしい。

アデルはエリアスがルイのためにケーキを買いに来たんだと思っているが、実際は、皇太子に引退した皇室のパティシエが開いたケーキ屋(ロラント)のケーキで、エリアスが選んだのが食べたい、と言われて仕方なく来たのだった。

 

皇太子、エリアス、ルーカスの会話

皇太子、エリアス、ルーカス。
エリアスは選んだケーキを褒められる。

エリアスが今まで見てきた女は3種類。
顔を赤らめながら俺の気を引こうと必死な女、
興味のないフリをしながらチラチラ見てくる女、そして・・・。
それなのにあの女人はなんの見返りも望んでいないきれいな目で俺に声をかけてきた、とアデルのことを考えて、思わず顔がにやけてしまう。
(3つ目の説明がないけど、たぶん後に出てくるエリアスの義理の母のような女)

3人で、ルイについて話し合う。
2回目の検証後、聖なる力がないとわかったとしても、その後、身寄りのない女性をどうしたらいいか、ルイがおとなしく公爵邸から出ていくかどうか心配、というルーカス。

皇太子は、零細貴族、何人かに巨額の持参金を持たせてやるから嫁にもらえと頼んでみたが、エリアス公爵との噂が広まりすぎていて断られたとのこと。

エリアスの寝室からルイを追い出したのを見たのは使用人と執事だけで、その二人が裏切るとは思えないし、誓って口外していないとも言うので、なぜ噂になっているのかとエリアスは言う。

 

翌日の午後には皇太子の耳に噂は届いていて、意図的に広められており、得をするのは誰かと考えたらルイしかいない。
皇太子妃の座を狙い、次にはエリアス公爵夫人の座を狙う黒髪の魔女。
ただの卑しい女だと思っていたのに、まさか爆弾だったとは。

ルイ対策が難航し、場が暗くなるが、皇太子が「あの女から逃げ切る方法を思いついた、エリアスがさっさと誰かと婚約か結婚してしまえばいいんだ」と言う。
婚約者のいる男の家によその女が居座り続けるなんて無理だし、それでも出ていかなければ、婚約者を花嫁修業を兼ねて家に住まわせれば、あの女は誰が見てもただの客人になる。
エリアスは「誰にも気づかれずに暗殺する方法を探したほうが早そうだが・・」とすごい事を考えている。

さすが!それくらいの心意気じゃないとね。
身寄りも地位もない、ウザったいだけの女だもんね。公爵様ならできるに違いない。

 

デビュタントホールで皇太子、エリアスに会う

数日後、デビュタントホールにて。
マティアス・フェゼン・アンドレアという男がルイに、エリアス公爵夫人になる手助けをすると言ってくる。アンドレア侯爵家は貴族派を率いており、皇后の生家で、エリアス公爵とは政治的に敵対関係。

皇太子、エリアスは20歳。
エリアスはルイに監視をつけたが特に今のところ何もなく、ルイが主に交友を深めているのは貴族派だということくらいで、殺してやりたいくらいだと言うが、それは最終手段だと皇太子は言う。
恐怖に怯えていた女(ルイ)が翌日には皇太子を誘惑、そのために追い出されたのにエリアスの寝室で裸で横たわっていた、恥を知らないどころか常識が全く通用しない女だとエリアスは言う。

 

皇太子とエリアスが会話していた部屋に、アデルが入ってきて、皇太子、エリアスは隠れる。
ヒールで足が痛くて靴をポイポイ脱いでソファに座り、足が痛いのを嘆いているアデルの様子を見て、皇太子もエリアスも吹き出して笑いそうになるのをこらえる。

皇太子は、「あんな感じのおもしろくてお転婆な子はエリアスのおもしろくない性格とよく合いそうだから、どう?」とエリアスに言うが、「冗談はやめてくれ、皇太子の性格とよく合いそうだ」とエリアスは断る。
皇太子はアデルに興味を持ち、おもしろそうだからついていこうと言う。

アデルが足が痛いとか宮殿が広いとか文句をブツブツ言っていたところへ、「広すぎて申し訳ありません」と皇太子が話しかける。そして皇太子は、恥ずかしがりな友人がダンスパートナーを見つけられずにいるので、一緒に踊ってやってくれないかとアデルに頼む。

 

その友人を見たらエリアスだったので、アデルは先日ケーキ屋で会ったことを伝えると、今までエリアスはアデルだと気付いていなかった様子。
ケーキ屋での話になり、皇太子にケーキを頼まれた事もわかるが、ルイに買ったのかと思っていたとアデルが言うのを聞いて、またあの噂のせいかとエリアスはうんざりする。

最初はニコラスとしか名乗っていなかった皇太子だが、エリアスが殿下と呼んでしまった事でバレて、ルトビッヒ・フィン・ニコラス・レイカルト・ビルチェン、皇太子だと改めて名乗る。

アデルは何か失礼なことをしてないかとビビるが、処罰とかしないと確認して安心して、「さっき提案された休憩室の利用はまだ有効ですよね?」と聞くと、皇太子とエリアスはまた吹き出してしまう。
皇室の休憩室なんて普通入れない!と思って喜んで、休憩室に行くアデル。

 

アデルは、エリアスにルイはいないのかと聞き、異次元からきたというルイを見に帝都にきたんだと話す。
そして、アデルがルイの事をエリアスの恋人というので、皇太子とエリアスで、恋人でもないし寝室から裸で出てきた噂も否定、何の関係もないし、二人はルイを嫌っているということをアデルに理解させる。

いとこの婚約者もルイを嫌っている、婚約者の名前はルーカス・アン・モナハン卿だということから、アデルがエリアスの補佐官ルーカスの婚約者のいとこだとわかる。
二人のやりとりを見て、アデルは「トムとジェリー」(エリアス、皇太子)みたいだと思う。

 

ルイを見るために来たなら、エリアス公爵邸に行くのはどうだと皇太子に誘われる。
蛇の穴に引きずり込まれそうなエリアスを助けてやってほしい、君は危機に瀕した美男子を助ける勇者だと言われ、正義の味方の大冒険で、おもしろうそうだから、アデルは引き受けることにする。

そして約束通り、アデルはエリアスと一曲踊る。
エリアスは毒蛇から逃げようとしてキツネの穴に落ちた気分だと言い、アデルはキツネの穴じゃなくて金銀財宝の詰まったお宝のありかかもしれないですよ、と答える。

デビュタントホールには母、兄二人も来ていた。
帝国一の憧れの的のエリアス公爵が社交界にデビューしたばかりのアデルと踊ったことで、周りからは大注目され、母兄も驚く。母になぜエリアス公爵と踊ったのか尋ねられ、恥ずかしがり屋の公爵と一緒に踊ってくれるよう皇太子に頼まれたと説明。
アデルはここで見かけたロータス伯爵令嬢(地元の友人)に見つからないうちに、さっさと家に帰ることにした。

 

エリアスのトラウマ

皇太子とエリアス。
やっぱり蛇よりキツネの方がマシだろという皇太子に、キツネではなく金銀財宝だそうですよ、と答えるエリアス。エリアスはどっちだと思うのか聞かれるが、どうせ関係ない人だからどちらでも構わないとエリアスは言う。まずは手段と方法を選ばず、君を丸呑みしようとしてる蛇を先に退治しようと皇太子は言う。

皇太子は、アデルはどの政治勢力にも属していない地方の伯爵の娘だし性格もサバサバしてそうだし、いいと思うけどなと、アデルが気に入ってる様子。
「もしかしてまだ女が無理なのか、あの最低な女のことはそろそろ忘れてもいい頃じゃないか」と皇太子に言われ、エリアスは「俺だってできることなら忘れたい」と思う。

 

最低な女についての回想。
女とは、エリアスが14歳の時、エリアス家に後妻(?)に嫁いで来た女で、エリアスは最初は政治的な理由で20歳も年上の男に嫁いだ哀れな女だと思っていた。
それが徐々に、女がエリアスを見る目が変わっていき、エリアスが好きだと言われ、エリアス父(夫)さえいなければと、ついには父に毒を盛るまでしたが証拠がなく罪を立証できず、3年程経った時に、父と女の乗った馬車が横転事故に遭い、二人とも他界した。
天気も道も悪くなかったのに起きた事故だったが、原因は今もわかっていない。

「毎晩父の寝室に通っていた女が、朝食の席で私を舐め回すように見てくるのです。ベッドの上で父に私の姿を重ねたと鳥肌の立つようなことを囁きながら。その恐ろしく汚れたような気分は一生忘れられないことでしょう。」

だが、あの蛇を追い出すためには婚約だってする、けれど結婚はしない、田舎の娘など巨額の示談金を持たせて婚約破棄すれば終いだと、エリアスは言う。
エリアス家にアデルを招く日は、皇太子も同席すると言う。

 

アデル、エリアス公爵邸へ

エリアスから、明日、馬車を送ると手紙が来る。
エリアスのフルネームは、フェリックス・ミハイル・ノア・エリアス。

午前中に行くと返事を出し、当日、迎えの馬車に乗っていくと、先に皇太子が来ている。
ルイがいないうちに、アデルはこれからの事を確認する。
アデルはキツネの役割を期待されていると気付いたとの話に、ただの田舎娘だと思っていたが物分りがいい女人だとエリアスは少しアデルを見直す。

アデルは自分にどの程度を望むのか、恋人同士のふりだけなのか、それ以上かと聞き、それ以上をお願いしたいと言われ、皇太子に結婚はどうかと言われる。
蛇を退治するためならキツネと結婚してもいいのかとアデルはエリアスに聞くと、自分で意外だがあなたさえよければそうしたいとエリアスは答え、お互い好都合ということで、取引成立で握手。

 

そしてルイが現れ、見るとそれはアデルの前世の世界で、女優をしていた立川瑠璃だった。
枕営業でスキャンダルになり、入水自殺しようとして、気付いたらこの世界で水の上を歩いていて、聖女様だと叫ばれていた。

立川瑠璃はおそらく30代、17歳だななんてサバ読みすぎだと、ドン引きするアデル。
でも、アデルが死んでから17年経つからうんぬん、という計算はちょっと「んん?」と思いました。
アデルがスキャンダルを知ってるってことは、その頃アデルは生きてたってことだし、ルイの言ってる感じからして、スキャンダル後17年も経ってから自殺しようとしたわけじゃなさそうだし、スキャンダル&自殺後にこの世界の少し前に来たっぽいから、そこの時間経過はアデルの転生時点と関係ないんだと思うんですが。

ルイはエリアスに馴れ馴れしく触って話しかけるが、エリアスには気安く触るな、敬称をつけろと冷たい態度をとられる。そしてアデルを、もうすぐ私と婚約するとエリアスはルイに紹介する。
アデルは昼ドラ要素も加わった冒険ものの始まりだと、女ギツネ役をがんばろうと思う。

 

「私に黙ってなぜ」というルイに、勘違いするな、お前に承認を受ける義務はない、と答えるエリアス。
いつまでここにいるのか、聖女検証後、認められなかったらはどこに引っ越すのかと聞くアデルに、「私の家はここだ」とルイは言うが、またもや勘違いするな、ここは君の家じゃない、検証が終わったら出ていかないといけないと、皇太子、アデルが反論。
ルイがエリアスとの噂の話を出すと、噂が簡単に消えないなら貴族会議に正式案件として要請するとエリアスは言う。

その話はこれでお終いと皇太子が話を終わりにして、今日の昼食はアデルも一緒に皇宮で食べようと提案し、そこから、ロラント(ケーキ屋)に寄ろうとか、レイパニに寄って皇太子が婚約祝をアデルに買いたいと言ったりだとか、和気あいあいと3人が話すのを、ルイはプルプル怒りに震えながら聞いていて「この婚約、私がぶち壊してやる」と思う。

 

宝石店で

宝石店レイパニにて。
アデルの兄が来ていて(おそらく母に送り込まれた)、アデルがエリアスと婚約した話を聞いて驚いていて、出会ってたった3日で帝国一の憧れの公爵と婚約なんて信じてもらえず、どんな事情があるのかと、アデルは兄に問い詰められる。

公爵をお手伝いする代わりに私と結婚しないかって言ってみたらオッケーが出たと自分から婚約を申し出たとアデルは兄に言う。公爵だって私が嫌なら断るだろうから、大丈夫だとお気楽に言うアデル。

そこへエリアスが来て、代々エリアス公爵夫人がつけてきたという大きいブルーダイヤの指輪を見せられる。アデルの指に合わせるために一度はめてみてと言うと、既にアデルは自分ではめてみていて、それを見てエリアスは、前公爵夫人(義理の母)の姿を思い浮かべてしまって嫌な気分になり、「この指輪はあなたに似合わないから他のものを用意する」と言って、アデルから指輪をはずす。

公爵夫人が引き継ぐ指輪なら似合うかどうかは関係ないじゃないかとアデルが言うと、エリアスは公爵夫人になるかわまだわからないし他の指輪にしようと言う。

 

アデルは、エリアスが義理の母のせいで似合わないと言った事を知らないので、さっきは結婚すると言ったのに本当は結婚するつもりがないのかと思う。
でも結婚したい人がいるわけでもなし、母からのお見合い話を回避できるし、異次元の少女が立川瑠璃だったのも気になるし、30代なのにサバよんでる女に襲われそうな青年を見殺しにするわけにいかないし、で、まあいいかと思う。

アデルとエリアスの会話を聞いていたアデル兄は、婚約者同士の会話には到底思えず、妹にあんなことを言うなんて皇太子の前じゃなかったら一発殴ってやると思う。
そのアデル兄の怒りの波動を察した皇太子は、兄がアデルに話しかけたのを遮って、皇太子からの婚約祝の品(首にするアクセサリー?)をアデルに見せる。

ジュエリーならエリアスが贈ると言って、皇太子は別のものにするんじゃなかったっけ?

 

今のところ、エリアスは義理の母のトラウマのせいで、アデルにひかれつつも、まだキッパリ割り切った関係という態度でいるし、アデルもドラマみたいだとおもしろがってる方が強いけど、徐々にお互いひかれていって、本当のカップルになっていくんだろうなと思います。
表紙が二人で抱き合ってる絵ですし。

ルイは彼女自身の性格もすごいし、政治も絡んでくるみたいなので、今度、しばらくしぶとく絡まり続けるんだろうなぁ。皇太子やエリアスには、ものすごい迷惑だけどね。

アデルが思いつめたり悩んだりしないで、お気楽な考え方をして楽しんでる人なので、そこがとてもいいです。
絵柄もわりと好みで、エリアスも皇太子もカッコいいし、アデルもきれいでかわいいし。

アデルの転生設定は、今のところ、ルイの素性を知っているという以外は、ほぼ関係ないです。
私は転生ものが好きってわけじゃないので、そこは別にどうでもいいですが。

あと、今のところ、アデルが馬車で旅立つ時しか出てきてないけど、一応魔法がある世界みたいです。
ほんとにそれしか出てきてないので、魔法設定が意味あるのかわかりませんが、まさかこれだけのためじゃないだろうと思うので、後で出てくるんじゃないかなとは思います。

「アデライド」感想(2)