漫画 McQueen STUDIO「AQUA MAN(アクアマン)」感想(2)

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41話〜50話のあらすじと感想です。

今までもありましたが、翻訳なせいか、それともその問題じゃないのか、わかりませんが、意味がイマイチわからないセリフが時々あります。結構大事なセリフでもあるので、話の理解がイマイチになってしまう・・・。

以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

アクアマン感想一覧

「AQUA MAN」感想(1)
「AQUA MAN」感想(2) 41〜50話
「AQUA MAN」感想(3) 51〜60話
「AQUA MAN」感想(4) 61〜70話
「AQUA MAN」感想(5) 71〜80話
「AQUA MAN」感想(6) 81〜90話
「AQUA MAN」感想(7) 91〜100話
「AQUA MAN」感想(8) 101話〜

41話 決断(3)

那琉は詩織ちゃんと映画デートをします。

和成は自分の部屋のベッドで横になって、夏果(那琉にそっくりな彼女)からLINEのメッセージが何かきているらしいことがわかる画面を見つめているところへ、空から電話が。先日、那琉と空の後輩にキツい言い方をしてしまったことを謝り、どうかしたのかと心配する空に体調が悪いだけだといいます。

そして、那琉には誰ともつき合ってほしくない、酷いだろ、とおそらく和成の本音をもらします。そして電話を切った後、これからどうしようか、と独り言を言います。

このシーン、韓国版で絵だけを見ていた時に何か和成が珍しく自分を気持ちを言ってるっぽいと思って期待してたんですが、自分の気持ちを言ってるのは合ってたけど、期待したほど大したことは言ってなかったのでちょっと残念。

でも3人の中では和成が一番どういう気持でいるのかわからない人で、本音を語る場面が少ないので、ここは数少ない本音シーンだと思います。

和成が那琉のことを好き、というのは明言されてはいませんが、読者はみんなわかってる、と私は思ってます。でも、それを他の人には隠しているので、和成が言ってることって大部分が本当にそう思っていってるのか疑ってしまいます。でもその中で、ああ、これはポロッと本音を言ってるんだろうなーって思うセリフがポツポツあるんです。その意味(和成は那琉が好きだから)を相手はわかってないだろうけど、そういう意味で言ってるセリフがたまにあって、読者はそれをわかって受け取ってるけど、マンガの登場人物たちはそこを知らないので違う感じで受け取っていたりします。

これからどうしようか、は、今まで那琉が誰とも付き合わないようにいろいろ邪魔してきたのに、とうとうデートをしてしまって、那琉が付き合うことになったら自分はどうしたらいいのか、那琉と詩織ちゃんのことを邪魔していくのか、とか、まあはっきり何について考えてるかまでわからないですが、そういうことについてのどうしようかなのかなと思いました。でもやっぱり和成の考えてることはあまり教えてもらえないなぁ・・・。

前回、夏果と一緒のところを那琉たちの後輩に見られた和成ですが、そこをどうしたのかは41話では出てこず、42話で語られました。

 

42話 さらに大きな嘘

和成は夏果と一緒にいたことを那琉と空には黙っていてほしいと那琉達の後輩のサクラちゃんにお願いします。どうして隠すのか、もしかして新谷さん(那琉)に・・、と那琉への気持ちを勘ぐられそうになったところで、和成は「空のことが好きなんだ」と言います。42話のタイトルが「さらに大きな嘘」ですが、これがその大きな嘘。そして夏果は那琉に似てるから興味本位で付き合ってみたけど、もう別れると言います。

そしてまた空たちカップルは空が那琉たちとばかり一緒にいることでケンカ。

ここでおそらく那琉の名前がでてきたからだと思いますが、途中で和成も参戦します。

会話がつつぬけだからとにかく今はやめて、ということで話の決着はつかないまま一人で帰っていく空の彼氏。

43話 誤解

和成の元カノで那琉達の高校の先輩の結婚式。

空は先輩に、和成は空が好きで、自分はもう気にしてないから仲良く付き合ってね、ということを言われ、憤慨します。

そして結婚式のことをすっかり忘れてしまっていた那琉は詩織ちゃんとデートして、手紙と詩織ちゃんの絵をプレゼント。

 

44話 誤解(2)

夏果はある友人に和成と付き合っていることを隠していたと思われ冷たい態度をとられている。

空が授業の課題であげたSNSの和成の写真が勝手にネット上で出回っているらしい。

超イケメンでスカウト殺到うんぬん・・・。写真は彼女のSNSより引用とあり、ここで言う彼女は空のこと(空のSNSから写真をとってるから)。

そのことを空と那琉が2人で話しているところへ、サクラちゃんがやってくる。

次に空の彼氏がやってきて空が行ってしまい、那琉とサクラちゃんで会話しているうちに流れで、和成が空のことを好きという話をサクラが那琉に言ってしまう。サクラとしては仲良しだから当然知ってるものとして話を出しただけ。

でももちろんそんなことは(嘘だし)那琉は知らず、初耳だけど、とショックを受ける。

45話 誤解(3)

今までのことを思い返しながら、空と和成がそんなふうになるなんて考えたこともなかった、どうしてサクラちゃんに話して自分に話してくれなかったのか、と那琉はショックで沈んでいく。

空と彼氏の会話。空のSNSから出回った和成の写真のことを言われ、あれを見て怒るなっていうほうが無理じゃない?と彼氏は言う。それに対して空は内心、課題に協力してくれなかったくせに(だから和成に頼んだのに)、勝手に転用されて困っているのは私の方なのに私が謝るべきなの?と思いつつ、彼氏に謝る。そして努力していこうと話し一応まとまるが、空は内心「本当にこれでいいのかな」と思う。

那琉はまた詩織ちゃんとデートで那琉の好きな本を買ってあげてプレゼント。

そして詩織ちゃんが和成に悩み相談をしていたことを知り、またショックをうける那琉。どうして詩織ちゃんと連絡を取り合っていたことを隠していたのか、空のことを好きなことも、俺の知ってる和成じゃないみたいだ、と和成に疑念がわいてしまう。

ここにきて和成が隠していたこと、ごまかすためについた嘘が那琉に伝わってしまい、和成に隠し事をされていたことに那琉がショックをうけてしまいます。

46話 誤解(4)

冒頭は那琉へ詩織ちゃんからの手紙の返事の文面。

和成と那琉の会話で、花見の時に話した和成の元カノが那琉たちを嫌っていた話で、その後どうなったのか、和成に尋ね、別れたと聞いて那琉はビックリする。

和成「だって彼女はまた作れるけどお前らの代わりはいないし」

その話を後日、空に話し「和成が間違ってるよな」と言う那琉。

すると空は先日の結婚式で翔子さん(高校の時の先輩)に心置きなく和成と幸せになれ、空のせいで和成とケンカしまくってた、と言われたと那琉に伝える。

和成が間違ってるわけではないと思う、私も彼女も、ただ合わなかったってだけ、という空。先日、和成が空のことを好き、という話をサクラちゃんから聞いたことを思い浮かべる那琉。そして彼氏から今すぐ答えを出せと言われたら私もあんたたちを選ぶと言う空。

いろいろ考えてしまわないようにテスト勉強をがんばる那琉。

テスト後、久々に3人で飲みに行こうという話になるが、空が彼氏に飲みに行くということを伝えるため電話すると彼氏の体調が悪いらしいのでお見舞いに行くから空は飲みにいけなくなったという。

飲みで和成に真相を聞いてみようと思っていた那琉は、2人でいこうと言う。

駅まで3人で歩いて行く途中、那琉は和成に「和成も早く彼女を作らないとな」と言う。お前はその方がうれしいの?と言う和成に、「嬉しいとかでは…ただ最近寂しそうに見えるというか、彼女でもいたら安定するんじゃないかなーって」と那琉が言うと「その・・・逆だけどな」と言う和成。

どういう意味か聞こうとするが、そこで前方に女の子と一緒にいる空の彼氏を目撃したため、聞けないままになる。しかも女の子が彼氏に頭をもたれかかって彼氏はそれを抱きかかえている。3人でビックリして止まって見ているところで終わる。

 

47話 誤解(5)

「ハンス王子」と那琉が叫んで彼氏の方も那琉達に気付き、近づいてくる。

(那琉は空の彼氏のことをハンス王子と呼んでいた)

彼氏は空に、誤解だ、具合が悪かったのも本当だと言う。

女の子も近づいてきて自分が無理矢理呼び出したんだと言い謝る。

が、女の子はすぐ帰し、場所を変えて説明すると彼氏は言うが、空は話してもケンカになるだけだって言ってたじゃないか、今日は話す気がないと言い断る。

そして空は私を那琉や和成のことで責める資格があるのかと彼氏に言うが、彼氏はそれを認めるどころか、「今までしてきたこと忘れたのかよ」といって話の矛先が那琉に向かい、ちょっとは俺達に気を使わないのかと那琉を責め始める。

那琉も反論するが更に那琉を責めてくる彼氏に、和成も参戦。自分たちの問題を那琉のせいにするなと言う。彼氏は2人で話そうと空の手をつかみ連れて行こうとするが、嫌がっているから離せ、嘘がばれた途端必死になって、と言う和成にカッとなって彼氏は和成を突き飛ばす。

すると押された和成にぶつかって那琉が倒れる。それを見た和成は彼氏につかみかかっていき、殴り合いのケンカになる。(たぶん。殴り合いは見えないけど)

空が間に入って和成に抱きついて止める。空はお前と授業を受けることはない、2度と連絡してくんな、と言う和成。そんなこと勝手に決めていいの?と思いながら見ている那琉。

「わかったよ、テメーら一生そうやってくっついてろ」と捨て台詞をはく彼氏。

「和成が人のことでこんなに熱くなるなんて・・・」と思う那琉。そしてやっぱりサクラちゃんが言ってたこと(和成は空が好き)は本当なんだ・・・と思ってしまう。

和成が、空と彼氏のケンカに介入していくキッカケはいつも那琉で、今回も彼氏が那琉を責め始めたから、那琉が(間接的にだけど)倒されたから、なんだけど、それは和成の気持ちを知らない那琉には気づけないポイントなんだよね。

しかも「和成は空が好き」という話を聞いてしまっているものだから、どうしてもそこに結びつけて考えてしまう。誤解がどんどん広がっていきます。

誤解だと言った彼氏がどんな弁解をするのか、あの女の子(元カノ?)と何してたのか、気になったんですが、空が話し合いを拒否したので、聞けず終いでした。

そしてこの後、60話(韓国版での今現在の最新話)までの間で彼氏はもう登場しません。言い訳が聞きたかったなぁ・・・。空は「今日は話したくない」と言ってましたが、結局、和成の最後の言葉が決定打ということになってしまったのか、この後の話ではもう別れたことになってるようです。彼氏が女の子と2人で会ってて抱き合ってたのを見られたにもかかわらず、自分も空と同じようなことをしたってことを認めないで逆に責めてくる時点で、あーもうこの人だめだなーって感じはしたので、別れるのは全然OK(むしろ早く別れればいいんじゃないかと思ってたし)なんだけど、どういう言い訳で女の子と会ってたのかはすごく気になる。

 

48話 誤解からの決断

彼氏との写真画像を消せない・・・と思っている空の家に和成が訪ねてくる。心配で見に来たらしい。心のどこかで会いたいと思ってる、嫌なことは思い出せなくて、いい思い出ばかり浮かんでくる、等と言う空。

あんまり彼氏のこと好きって感じがしてなかったので、そういうことを空が言ってるのが意外でした。

それを繰り返しているうちに立ち直れるよ、翔子と別れる時とか、やっぱり長かったし辛かった、と言う和成。そして翔子は和成が空のことを好きだと思っている、誤解解くなんて無理、だから別れた、らしい。

このあたり、どこまで本当なんだろう。翔子とつき合ったのは那琉から離すためだと思うけど、それで別れが辛かったなんてあるのかな・・。空のことが好きっていうのもわざと誤解させて別れに持っていったんじゃないか、別れが辛かったじゃなくて、そういうケンカの多い関係だったのが長かったのが辛かったんじゃないか、とか思ってしまう。

それと和成が空の家に一人で訪ねて行くくらいにちゃんと空との友人関係がしっかりあるんだなーとも思った。空の母が和成にキムチをあげたりするくらいに家族ぐるみの付き合いって感じになってるんだなぁ。

和成と空の彼氏のケンカは誰かが動画に撮っていたらしく、一人の女をめぐる二人の男の戦いって感じで拡散されたらしい。

那琉はそのケンカのせいでたぶん約束していた飲みに行けず和成に直接聞けないままになってしまった。

「けど、この一連のことで和成の言葉を思い出した

『その・・・逆だけどな』

だからよけいに胸が痛い・・・」

という那琉のモノローグがありますが、この意味がイマイチわからない!

 

空と和成がいるカフェに那琉が合流。

今は夏休みで、和成は実家に戻っていて、ここは彼らの地元らしい。

空と和成は一緒に映画に行ったりドライブに行ったり毎日二人で遊び歩いてるらしい。

ずるいぞ、二人だけで!と言う那琉だが、那琉も詩織ちゃんとのデートで忙しいらしい。そして、どんな風になっていこうと和成と空の関係を応援する、本人たちの気持ちを尊重しよう、と那琉は決断する。

那琉は和成をジッと見つめながら、和成は空の彼氏よりずっといい、と和成のいいところをいろいろと思い浮かべる。俺の顔に何かついてる?と和成に言われ、「和成って実はけっこういい男だなって思ってただけ。初めてモテる意味がわかった」と言う那琉。

和成「気づくの遅せーよ アホめ」

那琉「やっぱ今のナシ」

と、ここでトイレに立つ和成。

トイレで、顔を真赤にしている和成が!

那琉にいい男と言われて照れて顔を真赤にするなんて!和成が顔を赤くするなんていう表情を初めて見れます。那琉は誤解したまま、空と和成を応援しようと決断しました。

49話 真実

前回のカフェの続き。この後どうするか聞かれ、那琉は詩織ちゃんの代わりにバイトに入るという。尽くす男〜と空は言い、和成は「ちゃんと自分のこと一番大事にしろよ」と那琉に言う。

自分を優先にするなんて無理、お前みたいにプライド高くない、と言う那琉。

「そんなの俺だって無理だよ」と言うと、じゃあ自分より大事な人って誰?と問われ、「那琉と空、同着一位」と言う和成。

順位はともかく、とにかく恋愛の相手より自分が上にいないとな、別れてから日常に戻るのツライよ、自分のことだけ考えてればいいんだよ、それでも好きなら続くし、そうじゃなければ別れる、と言う和成。

空は、ロボットだ、血も涙もない、悪い男だね、と言う。

那琉は、和成の言わんとすることはわかるけど、例え傷つくことになっても自然体の自分でぶつかっちゃだめなのかな、と考える。

この自分を一番に大事にしろの会話、いまいちピンとこない。

自分を優先にしろと和成が那琉に言って那琉はそれはできないと言うと、そんなの俺もできないと言うのが、んん?自分はできないけど那琉にはそうしろってこと?でもその後やっぱり恋愛相手より自分を上にしておけと言うし・・・。

空の家。母親に和成のとこにおかずを持っていけと言われる空。

そして父親と離婚することを空に告げる母。空は私も彼氏と別れたと言う。

和成の家。那琉似の彼女と一緒の和成。彼女が映画を見に行こうと言うが、それはもう空と見たと和成が言うと、夏休みに入ってからずっと空と一緒、久しぶりに会った時くらいそんな話聞きたくない、と彼女が言う。それを聞いて和成は空とは友達、機嫌悪いなら帰れば?と言う。「空さんの名前すら出しちゃいけないの?私は何なのよ」と思いながら泣き出す彼女。

ここの最後の彼女のセリフもいまいち、ん?って感じ。

空の名前を出したのは和成で、空の話を聞きたくないと言ったのは彼女の方なのに、その言い方はおかしくないか?

和成の家におかずを届けに行く空。エレベーターが点検中で階段を登って、和成の家のドアが開いたので声をかけようとするが、出てきたのは和成の彼女で・・・というところでおしまい。

とうとう那琉に似た彼女と空が出会うけど・・・、さてどうなるか。

 

50話 真実(2)

空は母親に持たされたおかずの入ったケースを和成の玄関前に置いて帰っちゃったようです。もちろん、那琉似の彼女にびっくりして、どうしよう・・と悩みます。

那琉は、隠されてるのは寂しいけどもう深く考えるのはやめよう、どうなろうと2人は俺の友達に変わりないし、それで十分、と思うことにします。今は暇があれば詩織ちゃんと会っているようで、今日もこれから待ち合わせ、というところで、麗奈に声をかけられます。麗奈は第一話で那琉とのデートをすっぽかした女の子です。そして、あの日、麗奈は和成と会うために那琉と会うのをドタキャンしたって話を聞きます。和成から聞いてると思って話したそうで一応謝ってましたが、その後友達に合流した時に、那琉のことを誰?と聞かれて、和成君つながりの痛いヤツって言ってました・・・・・。最低な女。謝ったのは偉いけど、そのうちまたみんなで飲もうとかよく言えるよ。

あの日、麗奈と和成が会ってたということにショックを受ける那琉。

「バカ 3人はいつも一緒だったのに 友達じゃなかったのかな」

(那琉のモノローグ)

この後も「真実」というタイトルの話が続きます。

「AQUA MAN」感想(1)
「AQUA MAN」感想(2) 41〜50話
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