漫画「彼女が公爵邸に行った理由」作画:Whale 原作:Milcha 感想(6)

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大学受験中の浪人生だった花咲凛子が、ある日、橋で誰かと話している時に突き落とされ、気付いたら小説の中の登場人物に転生していたというお話。

ピッコマにて。金曜更新で連載中。
以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

「彼女が公爵邸に行った理由」感想(1)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(2)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(3)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(4)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(5)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(6)

 

53話

オブライアンはシアトリヒに「顔だけ見たらすぐ帰すと言っていたのにどういうことなのか」と問うが、「ノアのため、愛には試練が必要」というシアトリヒに、「何わけのわからない事を、そう簡単には帰さないって事ね」と思って、舌打ちするオブライアン。

レリアナが言っていた災害救護基金のお金の管理についてはすぐに調査するという。

ノアにレリアナが俺の元にいると伝えるようにシアトリヒに言われ、オブライアンは「ファイトよ、キース」とキースに丸投げする。

 

レリアナは議員の人達だけがもらえるという通行許可証をもらった。

ノアはシアトリヒがレリアナに危害を加える事はないだろうし相手の魂胆に乘ったところで良い事など何もない、数日程度なら大丈夫だろうと考える。

レリアナはシアトリヒに連れられ、温室みたいな庭園のようなきれいな場所、シアトリヒの秘密の場所に案内される。「初めて誰かに教える」と最初は言うが嘘で「だいたいの人が知ってる場所だから負担に思うな」と言われて、驚いた後にホッとするレリアナ。

レリアナがシアトリヒに調べた方がいいといった金の匂いの件は、調査したところ、レリアナの言う通りだったらしく、そのお礼で連れてきたとのこと。

 

シアトリヒが杖を落とし自分で拾って「私に杖を拾わなかった人はそなたが初めてだ」というと、「殿下が嫌がるじゃないですか」というレリアナ。

「足が悪いからといって手を使えなくなったわけじゃないのに皆手も使えなくなったように扱う 誰にも話したことなかったが、そなたは不思議な女だ まるで全てを知っているかのよう」とシアトリヒは言い、
「最初レリアナをここに呼んだ時は冗談だった、ノアの婚約者と聞いて気になっていたが、今はレリアナが気に入った」という。

でも自分はノアの婚約者でとレリアナが言うと「だからと言って異性として見ているわけではない」とシアトリヒはハッキリいう。

シアトリヒの50%は賢明な王で構成されているが、40%はいたずら好き、10%は女好きで出来ている。
その40%が自分を王宮に連れてきたってことかとレリアナは思う。

 

54話

大神官ヒーカー・デミントに祝福を受けたため、大量の招待状に囲まれるレリアナ。
公爵邸にいた時はそういう面倒からは逃れられていたらしい。

シアトリヒにはもうじき正妃となるビビアン・シャマル以外に先に迎え入れた側室が一人いた。
エリティール侯爵の一番下の妹であるソロソ・チェイモス。
エリティール家門は王国でも屈指の勢力のある家だったため、周りからの牽制でソロソが黒い神女を呼び入れるという不穏な噂が広まり正妃にはなれなかったが、第1王子のセイモア・チェイモスを生んでいる。

 

エリティール侯爵はずる賢く野心家で自分の甥を王にさせるため勢力を伸ばそうとしており、自分が誰と結託しているかは外部に漏れないようにしていた。

ノアが知りたがっている事は「エリティール侯爵がどの家門と交流しているか」で、彼の若き妻フリス・エリティールの会合にレリアナを行かせて近づけ、彼女を通じてその情報を得る事がノアの狙い。

レリアナはその会合に参加しなくても、小説からそれがラーキン家門だと知っているが、いきなり言っても信じてもらえないので何度か参加したふりをしないとと思う。

 

そしてこれを教えたら今まで曖昧にしてきたノアとの婚約も終わりなんだと思って、レリアナは寂しいような感じがしてしまい、「何変な事考えてんのよ」と自分を叱咤する。

仕事中、疲れを感じたノアは「邸宅に帰ってないからか?」と思いながら、王宮内?を散歩してると、レリアナを見かける。

別建物の向かい合わせの窓越しで、ノアが見ているとレリアナも気付いて、窓を叩き、窓ガラスにハァっと息を吹きかけ、曇った所に「ノア!」と書いてにっこりするレリアナを見て、ノアはちょっと驚いた表情。

 

そのまま窓越しにレリアナとノアは会話をしてるようだが、どうやってるのかイマイチよくわからない。
レリアナは息で窓ガラスを曇らせて文字を書きノアは読めるけど、ノアは窓を曇らせないでやったのでレリアナからは見えないってことなのかな?

ノアはレリアナとは3日ぶりでそんなに経ってないのに随分長く感じる。

レリアナが「早く迎えに来てくださいね、待ってるから」と言った所で、シアトリヒに呼ばれて去っていく。

ノアは自然と顔がほころんでいたようで、通りがかった人に「何か良い事でもあったのですか」と言われてしまう。

 

エリティール侯爵の妹なのに名字がチェイモスなのはなぜと思ってしまったけど、そういえば、ここはチェイモス王国で、シアトリヒの名字がチェイモスなんでした。あまり出てこないから忘れてました。

黒い神女ってなんだろう。
説明がないので全く何のことかわからないけど、それは何か悪いものなんでしょうね。

フリス・エリティールから会合の招待状をもらう話ってもう、だいーぶ前に出てきた話で、そういえばそんなのあったねって感じですが、それが最初のノアとレリアナの契約婚約の条件でしたね。
なぜノアはそれが欲しかったのかの事情が説明されたわけですけど、だいぶ前過ぎて・・忘れちゃうよ。

 

55話

レリアナはシアトリヒに散歩に誘われる。
シアトリヒは「そなたが王城で風邪でもひいたらノアがクーデターでも起こしかねない、私はこれから先も永遠に王でありたいからもっと暖かくしろ」といって、自分のマントを持ってこさせ、レリアナは遠慮するが結局おとなしく着る。

シアトリヒはレリアナをバラ園に連れていき、鷹を腕に止まらせて見せる。
レリアナは鷹を触らせてもらい、鷹は人懐こくレリアナの肩に乗るが、シアトリヒに「アイゼン3世に贈られたもので怪我でもさせたら戦争が起きる可能性もある」と言われて固まる。

 

アイゼン3世はマニアックな鳥愛好家として有名な隣の国の王。
鳥が好きすぎて鳥たちのための宮廷を作り、子どもたちの名前を全て鳥の名前にし(第1王子はファルコン)、昼夜問わず肩に鳥を乗せているという。

「冗談だ、気に入らなかったら殺しても構わない」と笑顔でシレッというシアトリヒ。

幼い頃鷹狩りが好きだったのを知ってアイゼン3世がプレゼントしてくれたとのこと。
足が不自由になってからはそれもままならないが。

昨日からレリアナに届く招待状のせいで侍女たちが宮廷内を走り回っている、今はノアが何とかしてくれるだろうが、じきに婚約が破棄されれば招待状だけでなく求婚状が後をたたないだろうなと、シアトリヒは言う。

 

レリアナ「やはりご存知だったのですね」
シアトリヒ「ああ我々は共犯だから」

と言った時の表情が「公爵様に似ているなと思いまして」とレリアナがいうとシアトリヒは「やはりな」と思う。

破婚した後はどうするつもりか、気になる者がいるのか聞かれ、いないと答えるレリアナ。

「残念だな、ノアはそなたにすっかり夢中で別れることなど考えてもなさそうだが」
とシアトリヒに言われ、こいつ何を言ってるんだという顔をするレリアナ。

「まったく、この二人は似た者同士だな」と思うシアトリヒ。

シアトリヒはレリアナに「ノアとの契約が終わったら私の下で働かないか?まあゆっくり考えてくれ」という。

 

レリアナは、破婚した後どうするのか、家門のために政略結婚するんだろうか等と王宮の中を歩きながら考えていると、「お嬢様、私です」と誰かに声をかけられる。


シアトリヒは女好きだけど、レリアナは異性としてじゃなくて、人として気に入ったんですね。
で、お互い相手を好きになってるけど、気付いてないか、認めてないんだなって事にも気付いてて、似た者同士だと見てて、ちゃんと親族として二人を見守ってる感じのようなので、よかったです。

ノアと同じように賢くて、更に女好きで女性の扱いに長けてそうで、社交的な感じで、食えない奴って感じのシアトリヒが、なぜビビアン・シャマルを正妃に選んだんだろうと思ってしまいます。
正妃なんて恋愛感情じゃなくて、政略的な意味が濃いんでしょうけど。

 

56話

レリアナは「お嬢様、私です、ウィートンです」と、メイドに女装した護衛騎士のウィートンに声をかけられ驚く。

ウィートンはノアの命令で迎えに来たという。
「その顔のお肉はどうされたんですか?」と真顔で顔の肉について「酷い事をされて」と嘆かれ、遠い目をするレリアナ。

 

ウィートンの女装について本当にバレないと思ったのか聞くと「初めてでもないし、このくらいの女装は朝飯前だ」とハッキリ言い切られる。
宮廷を抜ければノアが待っていると言われ、シアトリヒには事後報告しようと考えてウィートンについて歩いていこうとするが、シアトリヒの第1側室ソロソ・ドイン・チェイモスに声を掛けられてしまう。

招待状が届いたのか気になってきたというソロソに、よかったら私の宮廷に遊びに来てと言われ、仕方なくソロソに付いていくことになり、ソロソに自分の侍女だと説明したウィートンには部屋で待つようにいう。

 

暗くなってから、レリアナはげっそりして部屋に戻ってくる。
ソロソの宮廷には10名程の貴婦人たちが待機していて、彼女たちは新貴族が勢力を伸ばす事が気に入らなかったため、レリアナを試そうとあの手この手を使ってレリアナを居辛い雰囲気にさせようと必死だった。

何時間もずっとそんな目に遭い、それはそれは恐ろしい場所だったとレリアナはいう。

一刻も早く帰りたい、公爵様はお元気ですかというレリアナにウィートンはそんなに公爵様に会いたいなんてと思うが、レリアナの本心は「私はこんなに苦労してるのにあなたは何してるの?」だった。

ノアは宮廷の外でずっと待っていたが遅い時間になったので今は戻ったという。
「よければ明日、城の後に馬車を用意しましょうか」とウィートンに言われて喜びの表情?をみせるレリアナ。

 

ウィートンはよく覚えてないけど、宝石店でノアのレリアナへの態度に驚いてた騎士かな。
素直でおバカな感じで、いい人そうないいキャラっぽいなと思いました。

ソロソの所へ言った話がレリアナから聞く話だけで終わってよかった。
そこがまた実際に行ってる場面も描かれるとどんどん脇道に逸れていく感があったし、嫌なことされるシーンは長く見たくないし。

明日馬車をとウィートンに言われて喜んでますが、「よければ」って言うような事なのかな。
元々今日迎えに来てたのが、遅くなって今日はできなくなったんだから、当然明日すぐにってことになるんじゃないのかと思ったんだけど・・・。

それに遅い時間だと出れなくなっちゃうんだろうかっていうのも疑問です。
遅い時間の外出は、人目についてこっそりやりにくいってことなのかな。