漫画「俺だけレベルアップな件」DUBU(REDICE STUDIO) Chugong Kisoryeong  感想(2)

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【2019.9.17更新】
ピッコマにて。金曜更新で連載中。

異次元世界の魔物が潜むダンジョンが現れ、それを狩るハンターと呼ばれる覚醒者達がいる世界。
水篠旬(みずしの しゅん)は、人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンターだったが、あるダンジョン攻略に参加し、瀕死の目にあったのを堺に、彼にしか見えないクエストウィンドウが現れ、モンスターを倒せばレベルアップするハンターに覚醒する。

以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

「俺だけレベルアップな件」感想1
「俺だけレベルアップな件」感想2

 

25〜27話

ハンター協会にて。
諸菱の装備がすごいので彼がボスを倒したとしてもおかしくはないが、もう1人の生存者が二重ダンジョン事件の生き残りの水篠だということ、戦死した右京が「右京将人」の兄であることから、目をつけられる。

水篠は家でビールを飲んでいると、二重ダンジョンの報酬の「大呪術師カンディアルの祝福」の効果が「あらゆる疾病と毒性及び異常の免疫を作り睡眠時には再生能力を大幅アップさせる」というものだったため、アルコールがすぐに解毒されて酔えない事に気付く。

そこで、デイリークエストの報酬でもらった鍵で入ったダンジョンで、ボスを倒してもらったアイテムの「カサカの毒」の副作用の筋力が減るのをなかったことにして、物理ダメージ20%減少の作用だけ有効にできるのでは?と思いついて、カサカの毒を飲んでみると思ったとおりになる。

 

諸菱から話があると連絡がきて会いに行く。
あのレイドで得た魔法石を全部諸菱がゆずってくれて、水篠は1800万円を得ていた。

諸菱は諸菱建設の次男で、父親がS級ハンターをギルドマスターに迎え、副マスターを兄にしてギルドを作ろうとしているが、マスターの権限は大きく、マスターと副マスターの摩擦が起こる事が予想されるため、自分がギルドマスターになろうと考えている。
兄はハンターではないのでギルドマスターにはなれない。
S級ハンターは日本に9人だけ、ギルドに加入していないハンターは美濃部剛のみだが、水篠の記憶によると引退していたはず。

ギルドマスターになるためにレイド経験20回以上という実績が必要で、攻撃隊を作るのでその一員になってほしいと頼まれる。水篠が実力を隠してレイドに参加するには仲間が必要で都合がいいだろうという事と、諸菱にとってはランクの高いハンターと組むより「E級ハンターを連れレイドを成功させた」方が都合がいいのだと言われる。

諸菱が水篠に提示した金額は30億。
水篠は自分が再覚醒者だとしてもレベルアップして成長可能なケースは聞いたことがなく、おそらく唯一無二な特別なケースで、これを隠したままハンターを続けるには諸菱の申し出は都合がいい。
水篠は、諸菱と自分の2人だけ、あとは数合わせのみのメンバーで行くならという条件をつけて承諾する。

 

右京隼人の弟、右京将人はS級ハンターでスカベンジャーギルド所属、アメリカで活動している。
兄、隼人の死を知り、兄は殺されたに違いないと思い、生き残りの水篠と諸菱に会いに行こうとするが、予定がいっぱいですぐには行けず、今ある予定をこなした2ヶ月後に日本に行くことにする。

デイリークエストを目標値の2倍(腕立て等100回→200回、ランニング10km→20km)こなしてみると(それ以上はカウントされなかった)、シークレットクエストに変わり、「祝福されたランダムボックス」の報酬で入手難易度S級のダンジョンの鍵を入手する。
水篠は、危なくなったら前回使わなかった帰還石を使うことにして、力試しにS級ダンジョンにチャレンジする。

入手難易度=ダンジョンの難易度であるなら、S級のダンジョンから生還できる可能性は限りなく低い。
B級以上のゲートから難易度は爆発的に上がり、世界的に見てもS級ゲートが開かれたことはほぼない。
数少ない事例の架南島ではダンジョンブレイクを起こし人の住めない捨てられた土地と化した。
S級ゲートはS級ハンターがチームを組んでもクリアできるかどうかというレベル。

 

今の水篠がS級ダンジョンに潜るのは無茶だが、そんな次元の異なる怪物に今の自分の攻撃が効くのか試したかった。最初に出てきたのは「地獄の門番ケルベロス」。大怪我を負うが、加わるダメージが50%減少するスキルが発動する等、唯一のプレイヤー水篠旬が死なないようシステムが力を貸してくれている事を感じる。またデイリークエストの報酬「状態の回復」を使い、なんとかケルベロスを倒す。

悪魔城というダンジョンで、門番を倒したことで悪魔城の城門の鍵を手に入れるが、自分の実力では城の扉を開けると死ぬと思ったので、強くなってから後で戻ってくることにする。


最初は筋トレで疲れたのを回復する程度の報酬だと思ってた状態回復が、戦闘時に使うとかなり強力な助けになる報酬だなと思います。
今までヒーラーの話しか出てきてないので、回復系アイテムってものが存在しないのかな?
だとすると、だいぶすごい物ですね。
チートくさいけど、この不思議なシステムが水篠を助けて成長させようとしてるみたいだから、そんなのもアリなんでしょう。

そしてダンジョンからは帰還石で戻ったとして、ボスを倒してなかったらまた入れるんだって思いました。

水篠が諸菱と話してる時に目が青く光っちゃったりするようになって、これはマンガ的表現なんだろうけど、どんどん別人化していってます。

 

28〜31話

馬渕は剣道の道場で師範をしている。
S級のハンターに剣を教えているようだが、S級ハンターの顔は見えない。
ランクは技術不足をカバーしてはくれないからと彼は馬渕に剣を教わっている。

馬渕は数十年剣をやってきたが、彼が覚醒したのは魔法ハンターという皮肉な状況。
物理系覚醒者ではないので、彼の剣はモンスターには通用しない。

馬渕はD級レイドの招集に応じてみると、そこで数ヶ月ぶりに水篠に会い、水篠の激変ぶりに驚く。
他にもあの時のレイドの生き残りメンバーが招集されており、6人のうち5人が招集されていた。

そして他は「代役服役者」(減刑目的でレイドに参加する犯罪を犯したハンター)と彼らを監督する監視課の道門(みちかど)で構成されたレイドだった。
道門はB級、「代役服役者」たちは全員C級。
馬渕がリーダーを務めることになる。

馬渕は水篠の変わりようを改めて感じる。
外見だけでなくオーラも変わり、今では余裕すら感じられた。
一方、観月(ヒーラーの女性)は、一見普通な態度に見えるが、ゴブリンにすら怯えるほど心の傷が深いようでハンターは引退するしかないだろうと馬渕は思う。

 

3つの分かれ道で、「代役服役者」+道門、真島+生き残り1名、馬渕+水篠+観月の3手に分かれて進む。

真島は、生き残り1名との会話で、このレイドが終わったら水篠にあの時の事を謝るつもりだと語る。
真島達が進むと、道門が代役服役者達を殺しているところに遭遇する。

悲鳴が聞こえ、凄まじい殺気を感じた水篠は、馬渕たちと声のした方へ行くと、突然、道門が観月に短剣を突き立てようとするのを水篠が止める。
B級ヒーラーはじゃまになりそうだから真っ先に消すつもりだった道門は、自分の攻撃を止められたことに驚く。

周りを見ると代役服役者たち、生き残り1名が倒れており、真島も血だらけで座っていた。
水篠は観月に早く治療するようにいうが、真島は、血を流しすぎてどうせ死ぬから無駄だと観月の治療を止める。真島は最後に水篠に謝罪して首をガックリと垂れる。

なぜかと道門に聞くと、「モンスターと一緒、一種の災害だ」という。
(道門がダンジョンに入ってから言ってることはわりと意味不明)
ゴブリンのせいにするつもりだったが、シナリオを変えて、逃亡を企てた囚人達が他の人達を先に殺し、それに気付かずボスと戦っていた道門に襲いかかってきたのを返り討ちにしたという事にしようという。

 

水篠に勝てる相手じゃないからと馬渕が道門と戦う。
道門はB級で暗殺タイプなので速度では絶対に敵わず、C級の馬渕には勝ち目がない。
だが暗殺タイプは防御に弱いという欠点があるので、魔法を1つでも命中させる事ができれば可能性があるかもしれないと考える。
観月に肉体強化魔法をかけてもらい、剣を使って接近戦に誘導して避けられないところまで距離を縮める作戦。

魔法系ハンターにとって、暗殺系ハンターは不利な相手。
剣の技術を活かして健闘するが、ランクも違う道門相手では所詮相手にはならない。
道門に刃をふりかざされる直前に魔法を使うが、結局避けられ、もうここまでかというところで、水篠が道門の短剣を弾き返す。

水篠がE級だと聞いて、道門は、馬淵や観月と水篠が知り合って長そうな事から不正登録者ではないと推測し、再覚醒者、しかも馬渕や観月の反応から再覚醒したのは最近だと推測する。

 


最初のあの魔のレイドの生き残り6人のうちの1人だけ今回いないって事は、その人は後で何かで出てくるんでしょうか。確か、女性だったような。
今回いた5人のうち1人は完全にモブでした。1人残したって事はそれよりはちゃんと何かしら役目のある人ってことなのかな。

道門は、このレイド前に誰かにお金を渡されて、何かを依頼されていたので、それがたぶん今回の囚人の殺害だったってことなんでしょう。
一緒に参加した水篠達は、ただ目撃者や証人を残さないためだけに殺される運の悪い人たちになるはずだったってことですね。
前回も簡単めなレイドのはずが、即死級モンスターが出てくるレイドになっちゃったり、この人達って、ほんとに不運だな。

水篠が負けないだろうから、たぶん馬渕、観月は助かるんじゃないかと思うけど、真島&モブ生き残りはほんとに不運でかわいそうです。
真島だって、仲間を置いて逃げたっていうのはダメなことかもしれないけど、命の危険があったらしょーがない事なんじゃないかと思います。
あえて水篠達を囮にしてとか、彼らを盾にしてとか、積極的に彼らに悪いことをしたわけじゃなく、逃げられるから逃げちゃったって感じで、人として偉い、いい行動とは言えなくても、仕方ない行動って気がします。

ただ、あそこでみんなが水篠の言うことを信じて、最後まで残ってたらどうなってたんだろう、とも思います。そうしたら残った人たちみんなが、レベルアップ可能なハンターになってたんだろうか?

 

32〜34話

道門は、今回道門が監督する「代役服役者」の中の1人に娘を辱められ、娘は自殺、妻はショックで入院しているという男から、そいつをダンジョンの中の事故に見せかけて殺害する事を依頼されていた。
報酬は2億を提示され、他のハンターの処理費用に+1億要求し引き受けた。
(このダンジョンに入る前の話にもこのシーンがあった)

水篠が道門と戦い、右京達の時と同じように「プレイヤーに殺意を持つ敵を倒せ」というクエストが発生する。

道門は、姿、音、におい全てを消す「隠密」というスキルを持っていた。
暗殺系ハンターでもごく一部の人間しか手に入れられないスキル。
道門が今までこのスキルを使った相手は全て殺しているため、道門がこのスキルを持っている事は誰にも知られていなかった。

道門は隠密を使い、水篠は足に深い傷を負って動きを封じられてしまうが、またチート技のデイリークエスト報酬の「状態回復」を使って全回復。
回復系はヒーラーしか使えないはずで、今まで回復アイテムも出てきてないので、当然、道門は「回復が使える暗殺系なのか、何なのか」と驚く。

水篠がスキル「殺気」を使うと、道門は足を水にとられ闇に覆われた感じになり、気付くと水篠の短剣が胸に刺さっていた。

 

ハンターとは幾度となく死を見届け、生死の境目にいるためモンスターだけでなく人間とも対立する事がある。僕たちはもはや殺人マシーン。ハンターに一般人と同じ常識を押し付けたって無意味。
だから負けた僕が死ぬのは至極当然のこと。と道門はいう。

「あんた一体なんなんだ」と道門に問われるが、水篠は「俺も自分の正体が気になって仕方ない」と答える。「俺が戦うたびに強くなるハンターだとしたらどこまで強くなると予想するか」と水篠が道門に問うと「あんたの影法師は闇と繋がってるよ その闇の深さだけ強くなれるだろう」と答え、道門は死亡する。

水篠は、強くなるにつれ、俺の中にある何かが崩れ落ちていくような気がする。

水篠はボスを倒してダンジョンを封鎖するといい、馬渕、観月は先に外に出て協会に報告しておくという。

水篠が道門から短剣を抜くと道門の体の中に光るものがあり、それは割ると道門の隠密スキルを吸収できるルーン石だった。

 

囚人の1人が生き残っていたが道門に声帯だけ切られて声を出せない状態で死んだふりをしていた。
水篠は観月に治療してもらおうと言って囚人を引きずっていくが、連れて行ったのはボスのいるゴブリンの巣だった。水篠は「お前のような道門以下のクズをつれて帰るわけがないだろう」と言う。
囚人はゴブリン達に殺され、ボスのホブゴブリンは戦闘シーンさえ無しで水篠が倒した。

連絡を受けて協会の監視課の上の人間がやってくる。
監視課の犬飼は、最初に水篠が死にそうになった二重ダンジョンで生き残った時に再覚醒の検査に来た職員。
犠牲者の遺体を先に出してもよかったはずなのにすぐにダンジョンをクリアしたのは、何か隠蔽したい事実があったという意味だろうと犬飼は推測する。

犬飼は水篠を見て別人のようだと思う。
水篠は前回は気付かなかったが、犬飼はとても強く、おそらくA級で、今の自分では敵わないと感じる。

 

捜査は捜査課が行うが、犬飼は聞きたいことがあって来たと言い、誰が道門を殺したのかと聞く。
再覚醒したのを隠すのももう無理で諸菱からの提案もなかったことになるなと水篠は思ったが、馬淵が「観月の補助を得て自分が殺した」と名乗り出る。
犬飼は馬淵が、B級の中でも強く課でも手を焼いていた道門を倒した事に疑問を感じつつも、表面上はそれで了承する。

馬渕は水篠が力を隠すのにはそれなりの理由があるのだろうと言い、私なりの恩返しだという。

犬飼は水篠に「E級の水篠がB級の道門を倒したとは思ってないし、再覚醒を疑うのも1度で十分だ」と言うが、右京隼人の弟のS級ハンター右京将人が、あの事件で生き残った水篠達を狙っているかもしれないと忠告する。相手がS級では法で制御できない。できれば家族を連れて日本を離れたほうがいいという。

取調べ中に、道門に殺害を依頼した男が自首し、水篠達の正当防衛が成立した。

水篠は強くなっていくにつれ、人間性が失われていっているっぽいです。
やっぱり馬渕、観月は助かりましたが、せっかく二重ダンジョンを生き延びた真島ともう1人の名もなき人が死亡というのは、罰が当たったにしては大きすぎる罰だなと思います。

 

35〜37話

水篠が以前、観月に渡した魔法石?を水篠に見せ、これ覚えてますか?という。
生きて戻ったら一緒に食事に行く約束をしていたが、これを返すという。
(正確には先に食事の約束をしていて、魔法石を渡して「これで先に食べていて。生き延びたらお釣りをもらいにいく。」と言っていた)
観月はハンターを引退し実家のある大阪に帰るので、もし来ることがあれば連絡してくださいと言い、水篠はその時にもう一度食事に誘うと言って、別れる。

諸菱が以前、水篠に提案した通り、ギルドマスターになる条件クリアのための、C級ダンジョンの人数合わせのための攻撃隊が集められる。
ハンターの資格はあるけど事情があって活動できない人達を集めた。

ダンジョンの中に入るのは水篠と諸菱だけ、それ以外の人達はゲートの外で待っててもらう。
報酬はレイド1回につき30万、依頼内容は口外禁止で漏洩した場合は報酬の十倍を罰金として払ってもらう。

外で待っていた攻撃隊の面々は、本当に2人でクリアできるのか等と水篠達の事を疑っていたが、無事に戻ってきて、今日は3つのダンジョンをはしごするという彼らに驚愕する。

 

白虎ギルドにて

C級ゲートの参加許可のために2500万も使った人がいて、C級ゲートが発生するたびに根こそぎ参加許可を落札するチームがいて、自分たちのギルドに回ってこないという話が出る。

宍戸課長は、その隊長が諸菱建設会長の次男で、水篠の名前も見て、二重ダンジョン事件の生存者の名前と一致する事から、あやしいと睨んで、水篠、諸菱の事を調べるように命ずる。

宍戸は水篠が3度の大きな事件に遭遇して生き延びている事から、再覚醒者に違いないと推測し、水篠をスカウトしに行く。

 

ダンジョン内で
水篠はレベル39になった。
道門から手に入れた隠密スキルは他のスキルよりスキル効率が格段にいい。
持続時間が問題で、これからは知能能力値も磨いていかないとと思う。

レベルが上って入手した短剣のスキルを試す。
そして、要求レベルに到達したとして、転職クエストが現れる。

水篠は、諸菱に明日急用ができて休めないかと聞くが、予約はしてあるのでキャンセルするという諸菱に、お金がもったいないからキャンセルまでする必要はない、保留にしておいてという。

ダンジョンから出てきた水篠を、白虎ギルドの第二管理課課長の宍戸耕史郎&部下が待っていた。
水篠は宍戸と二人でカフェで話を聞く。
白虎ギルドは日本でトップレベルのギルド。
宍戸は諸菱の2倍を約束するから白虎ギルドに来てくれないかと水篠に提案する。

それに対して水篠は白虎ギルドのビルはいくらなのか聞いてきて、50億ぐらいだと答えると、それじゃあそのビルをくれるということかという。
宍戸は水篠が諸菱から提案されている金額を知らず、30億と聞いて驚き、自分一人では決められない金額なので上の人間と話し合ってからと言うと、水篠は話はここまでと言って席を立つ。

 

宍戸が諸菱からの提示額を調べて上と相談してから会うべきだったと後悔していると、水篠が自分のことは誰から聞いたのか、隠れて調べたのかと言って、隠密スキルを使って宍戸の後に回って頬に軽く傷をつける。

宍戸は悪気はなかった、うちのギルド区内のC級ダンジョンを買い占めている者がいると知って調べて水篠の事にいきついたと説明する。
「このことはあまり知られたくない、どこかから僕の噂が聞こえてきたら宍戸&部下の事を真っ先に疑う」と脅し、宍戸は口外しないと約束する。

水篠は、C級ゲートはしばらくうちが最高値をつけさせてもらうという。
新人を訓練されるゲートがなくて困っていると宍戸がいうと、水篠は取引をしよう、水篠達が予約しているC級ゲート参加許可を3つ、今日だけ特別に売るという。

1つ3千万と水篠は言うが、C級ゲートで手に入るマナ石等はせいぜい2千万なのでせめて2千万まで下げてほしいと宍戸がいうと、水篠はあっさりすぐに了承し、3つで6千万で交渉成立。

 

振り込みがあったと諸菱から連絡があり、キャンセルしようとしてたゲートを6千万という高値でどうやって売ったのかと聞かれるが、企業秘密だと答える水篠。

その後、宍戸はC級ゲートが余っていて入札価格は百万以下になっており、諸菱建設はどこにも入札しておらず、最初から明日レイドに出る予定がなかった、騙されたと怒りに震えるが、知らない番号からメッセージが入り「水篠です 隠れて調査された事はこれで水に流しましょう」と書いてあるのを見て、一本とられたと思う。

宍戸は、水篠の番号が手に入ったので、今回はこれでよしとしようと思う。

水篠は転職クエストに挑む。
(たぶんそれが急用で休みたかったということらしい)

 

この物語で、唯一ほんのりあった恋愛要素の観月がいなくなりました。
元々、弱い者同志助け合ってる感じのほんのり要素でしたけど。
生き延びたら食事っていう約束も、あのレイドで再会するまでお互い連絡取ったりしてなかったし。
一応、観月の地元に行ったらまた食事に誘うって事になってるけど、観月がまた出てくることがあるのか全く期待はできない感じな気がします。

大阪って言ってるけど、たぶんこれも韓国のマンガなのでほんとは違うだろうから、出てきたら、これが大阪?って感じなんだろうな。

白虎ギルドの宍戸が騙された件については、いまいち何をどう騙されたかよくわかりませんでした。
そもそも空きがなかったから買ったんだろうと思うのに、明日の分のレイドが余ってるのはなぜ?
そこがよくわかりませんでした。

 

それと隠れて調べたのかと水篠が宍戸に言ってますが、ハンターの事を調べるのはいけないことなんだろうか?水篠が自分のことを知られたくないのはわかるけど、宍戸は別に責められるような事してないんじゃないのって思いました。

宍戸はまだ諦めてないみたいだし、水篠も隠密スキルを使って脅したのはわざと隠密スキルを見せて自分の能力をアピールしているようにも見えたし、いずれ白虎ギルドに行くのかな?
隠したいってのがなくなれば、諸菱のところにずっといる利点はないわけだし、多少の情は湧いてるかもしれないけど、感情面が薄くなってきてるっぽい水篠には諸菱はそんなに情で残りたい相手じゃなさそうだし。

転職クエストで転職できるジョブがなんなのかとか不明だけど、そもそも転職って、今なんかのジョブだったの?って思いました。