漫画「捨てられた皇妃」漫画:iNA 原作:Yuna 感想(2)

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30話〜

ピッコマにて。土曜更新で連載中。
以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

漫画「捨てられた皇妃」感想 1〜29話
漫画「捨てられた皇妃」感想 30話〜

30〜33話

ティアがモニーク家の娘と知ってからカルセインの態度が一変して、ティアに教えたくないと言い出すが、父親からもティアの剣術を見るように言われていることなので、母親に言われて渋々、ティアの剣術を見ることになり、カルセインは「実力を見せてみろ」とティアの剣を振る様子を見る。

カルセインに「軸もなっていないようなマヌケなフォームでめちゃくちゃだ」と言われ、ティアはカルセインの嫌味な言葉や横柄な態度をグッとこらえてアドバイスを求めるが、カルセインは自分でどうにかしろと拒否。
ティアはカルセインに教わるのは諦めて帰るが、帰り際に「体力も筋力も足りない弱々しい体を鍛えてから剣を握れ」と言われたことを受けて、家に帰ってから、筋力トレーニング、栄養強化で体を鍛え始める。

カルセインはティアに教えないとは言ったものの、元々は店で会った時に自分が家に来いと言っていたこともあって、その後ちっとも訪ねてこないティアのことが気になり、ティアの家に様子を見に行く。

ティアがまた来てたら絶対嫌味を言って教えないとか言っただろうくせにね。でも単純ないい奴っぽいので、気になっちゃうんですね。

ティアが手足に砂袋をつけて剣を振っているのを見て、「今すぐやめろ。これだと一生剣を振ることができなくなるぞ」とティアの訓練方法を止めようとする。
ティアは前回のカルセインの態度に気持ちを硬化させていて、助けるつもりがないならほっといてくれとカルセインを突っぱねるが、激しい訓練の疲れからカルセインの目の前で倒れてしまう。
カルセインはティアを抱きかかえ、召使いに指示を出して、ティアをベッドに運ぶ。

 

ティアはカルセインに礼を言い、前回の冷たい態度とは違うカルセインと二人で会話する。
カルセインは、未来の皇太子妃のティアならどうせ結婚したら剣術は辞めるだろうから、ただの趣味で剣術をやる人間に教える気はなく、大好きな剣術を中途半端な気持ちでやられることが嫌だったんだとわかる。
そしてティアに剣術を辞めるか、趣味でやるにしても師範をつけて、無茶な訓練はやめろと言われるが、ティアは「練習中に死んでも悔いはない」とまでいって、剣術を続けるという。

ティアは騎士になりたい、皇后にはならず、父の跡を継ぎ、爵位を継承しモニーク侯爵になりたいのだという。「これが彼から逃げるための唯一の方法」ということなんだけど、女性でも騎士になれるのかな、この世界は。他に女性の職業がないのかよくわからないので、なんとも言えないけど、他にないのかな?

「そうだったのか、それを早く言えよ。かっこつけで剣をはじめただけと思ったじゃん」と事情を知ってカルセインは理解してくれた様子だったのに、ほぼ初対面の相手に今まで誰にも言っていない胸の内を思わず言ってしまったことをティアは後悔して、わかったら帰ってくれとまたカルセインを突っぱねて帰してしまう。
貴族らしい行動をとったらどうだという忠告までされて、「こんなとこ二度と来るか」とプンスカして帰ったカルセインだけど、最後の表情からするときっとカルセインはパパ&アレンディス不在中のティアを気にかけてくれる人になるんだろうと思います。

 

カルセインの態度の豹変ぶりにモニーク家に遺恨があるのかと思ったけど、ただ皇后に剣術は必要ないだろうからという、剣術に対する姿勢を疑っての態度だったんですね。

気になるのは、パパとラス公爵の会話で、アレンディスの父親がアレンディスにはあまり関心がないようなことを匂わす事を言っていたこと。アレンディスの家に何か事情がありそうなのと関係あるんだろうな。

皇太子とハレン(いつも一緒にいる部下みたいな人)の会話で、リサ王国の使節団が来ているが、荷物が多く何か企んでいるんだろうかと皇太子が思案している。

ティアは結構体の調子が悪かったらしく、一晩寝て治るようなものではなかったっぽい。
まだ本調子じゃないティアに皇帝から会いに来るよう手紙が来て行くと、ティアの護衛に騎士は残っているのか聞かれ、いないと答えると近衛騎士を派遣すると言われる。
近衛騎士は皇族を守るための騎士で、ティアは次期皇后ということになっているが、皇家から離れたいティアには足かせになるので辞退するが、この件に関する見返りは求めないからと皇帝に言われて受けることになる。
なぜそこまでして護衛をつけるのかと思いつつ、体調不良でティアがクラクラしてきたところで、皇太子が登場して33話はおしまい。

 

34〜37話

前回より少し時間が戻って皇帝のところへ行く前の皇太子。
皇太子は仕事でお疲れの様子。大陸全体が困難に見舞われている時で、宰相は遠征で不在だし、父上が僕を信頼し任せてくれている限り決して疎かにはできない、と皇太子は仕事に精を出す。

皇太子は皇帝のいる部屋に入る前、ティアと皇帝の話し声が聞こえ、体調が悪くてうんぬんの話を聞く。
皇帝はティアと皇太子と一緒にお茶を飲もうと皇太子を呼んだが、ティアの体調が悪いので、皇太子がティアを送っていくようにと言う。

ティアは一人で帰れるというが、皇太子に送ってもらうことになる。
今にも倒れそうなほど体調が悪いが馬車までの辛抱だとティアは耐える。
皇太子はティアの具合の悪そうな様子を見て、モニーク家まで送ると言う。
ティアは皇太子は自分のことが嫌いなはずなのになぜ?と思うが、陛下がどこまで送れとはっきり言わなかったから、お咎めを受けないように家まで送ってくれるんだろうと推測する。

皇太子はティアがまだ11歳なのに体調不良に耐えて見苦しいところも見せずにきちんとしている様子を見て、「健気なものだ そなたも 僕も」と口にする。
帰り道、皇太子はティアの様子を思い出しながら、眠ってしまう。

モニーク家についたらすっかり外は暗くなってるんですけど、そんなに遠いの?って驚きました。

 

皇帝の言葉通り、モニーク家に近衛騎士団のシーモアとジューヌが派遣されてくる。
24時間体制で警備すると言って、ティアとずーっと一緒に騎士がいて、誰かと一緒にずっといたことのないティアは落ち着かない。ティアは皇妃だった時は護衛を一度もつけてもらえなかった事を思い出す。

2人で昼夜交代でもなく24時間体制ってちょっときつそうなんだけど・・・。
昼間は2人共いるっぽい絵なんだけど、どういう感じで交代してるんだろう。

ティアが待ち望んでいたアレンディスからの手紙が届く。
遠征先の様子(思った程は酷くなく、この冬を持ちこたえればなんとかなりそう)とティアを心配する内容だった。アレンディスの温かい気持ちをティアは嬉しく思う。
もう1通はパパから。
焦りが見えたティアが心配、いつでも父は力を貸す準備ができている、お前は十分うまくやれているからもっと己を信じ余裕を持ちなさい、というパパの言葉に喜ぶと共に、頼ろうとせず一人で抱えていたことを反省する。

ティアは焦るのはやめて気持ちを新たにまた一からはじめようと、護衛の近衛騎士に剣術を教えてほしいと頼む。

 

アレンディスと父の会話
アレンディスが遠征に来ることになったのは、兄アレクシスの体が弱いというだけでなく、「現段階ではまだ」次期皇后である子(ティア)にアレンディスがつきまとい、陛下の耳に入って、勅命で地方に送られることになった、ということらしい。

アレンディス「今の話を聞くと父上もやはり僕と同じことを考えていたのではありませんか。まあ父上が考えている相手は僕じゃないでしょうけど」
「軽率な発言はよすんだアレンディス。お前の一言で我が一族全員が大逆罪に処されてしまうこともあるのだぞ。いいからもう休みなさい」と言って父は去る。

アレンディス「やっとの思いで距離を縮めたのに誰が渡すもんか」

何か訳ありっぽいアレンディスの家で、まだこのシーンだけじゃよくわからないですが、とりあえず、父もティアを皇后からはずそうと考えているってことなのかな。

近衛騎士のシーモア卿に剣術を教えてもらっているティア。
シーモア卿に上達が早いと褒められる。
教えてもらってるのって2人の近衛騎士のうちシーモア卿にだけなの?

カルセインがティアの様子を見にやってくる。
何の用なのか聞くと、前回貴族らしく振る舞えとカルセインに言ったが、客である自分に無礼な態度をとったのはどうなんだ?同じ派閥とは言え家どうしの争いに発展することもあるんだぞと言うカルセインに、ティアは軽率だったと謝る。
そしてカルセインのティアを見下す言葉遣いもやはり家同士の争いの火種になると指摘し、カルセインも謝る。

そして改めて用件は何か、わざわざ礼儀の事を言いに来たのかとティアが聞くと、カルセインは自分でも何をしにきたかわからなくなり、敬語もしどろもどろになって、「好きにしろ」と言い、そのカルセインの様子に、ティアは大笑いする。

カルセインは「なんだよお前笑えるじゃん」と言って、仲直りということで、「これからはうちに来てもいい」と言うが、ティアはシーモア卿に剣術を習っているから、もう行く用がないと答える。

 

カルセインは、父の言いつけもあるし、自分がここに来ることにする、近衛騎士の実力を見れるし、ついでに自分もなにか教わろうと言う。
勝手に決めてしまうカルセインに呆れるティア。

そして早速、今から稽古をしようと言うカルセインに付き合って、ティア達は本日2回目の稽古をするハメになる。
練習後、出されたお茶を「すっぺ」とすごい顔(劇画調)で吹き出すカルセイン。
酸っぱいのは苦手、味覚がおかしい等と文句を言われ、ティアは「お茶一杯でそんなこと言われたくないんだけど」と機嫌を損ねる。

シーモア卿に意見を聞き、あのお茶はティアが淹れたお茶だと知り、ティアに「飲める」と言いに行くカルセインだが、無理してる様子に、ティアは砂糖を入れて渡す。
「さっきより断然飲みやすい」とカルセインはゴクゴク飲んだ。

ティアはカルセインのことを「思ったことをなんでも言っちゃう人なのね。ここまで自分の感情に正直な人がいるなんて」と思う。

声を上げて笑ったのは生まれて初めてだった、らしい。
こういうのも悪くない気がする、と思うティア。

リサ王国の使者が皇太子に、自国の姫を皇妃にと勧めてくる。
「皇帝陛下はご健在、成人式すら挙げていない僕の後継者問題を心配してくれるとは、その勇気を称えるよ、うちの大臣たちに見習うようにと、この話をしてやりたいくらいだ」と睨むような顔をして答える皇太子。

 

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