漫画「猫の花嫁」原作:IP 作画:MA 感想

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【2019.7.26更新】
ピッコマにて。木曜更新で連載中。
ずっとイジメられてる犬みたいな高校生の女の子が、オッドアイの黒猫が車にひかれそうになったのを助けたら、人型の猫やネズミのいる異世界に行ってしまったお話。

以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

 

1〜5話

主人公の犬井花(いぬい はな)は、施設で育って、今の両親に引き取られたが、両親が犬の保護活動をしていたので、犬に囲まれた環境で育ち、そのせいか犬みたいな性格なところがあって、人より鼻も利く。

両親には「つらい思いをしている人を暖かく抱きしめて挙げられる人になりなさい。どんな状況でも大切な人を守り、人を笑顔にして幸せを分け与えられる人に、そしてその性格で皆を魅了し悪い人をも改心させられる人になりなさい」と小さい頃から言われて育った。

でも花は、今1年ずっと同級生の女子からイジメられ続け、何が原因なのかもわからず耐えている。

この花へのイジメが5話で異世界に行くまで、ずーっと描かれてるのが見てて辛かったです。
わざとスリッパ(韓国の上履き)を顔にぶつけたり、雑巾を顔に押し付けたり、美術の授業中にあぶれた者同士で同じグループになったオタクな男子を彼氏と言ったり、教材のメイクアップ道具を使ってそのオタクな男子に花に無理矢理メイクさせたり、授業のグループ分けで相手がいないのを先生にアイコンタクトしても無視されたり、同じ3〜4人の子が積極的に花をイジメてきます。

 

オタク男子にメイクさせるのは、ブサイクにさせる狙いが、実はそのオタク男子がメイクアップアーティストの卵で上手だったので、逆にすっぴんだった花がかわいくなってしまって男子に騒がれるという結果になったけど。

1年前まで花の親友だったという黒岩美香ですが、どうもこの美香が実はイジメの黒幕なんじゃないかという感じがしてます。はっきりわかってないけど、階段で花の背中を押したのもたぶん美香だし。

そして隼人先輩というのも、よくわからない人物。
生徒会の生徒会長で、今度、全国大会に出る予定で優勝を期待されている人。
なんの競技なのかはっきり出てきてないんだけど、陸上?
そしてこんな状況なのに花は生徒会副会長らしく、大会前で忙しいからと周りに言われて、会長から仕事を頼まれ、他の人はみーんな帰っちゃうのに1人だけ残って仕事をするとか、ここでもお人好しをいいように利用されている感じで描かれますが、隼人先輩はそれをどう思って頼んでるのかなってのが気になりますが、よくわかりません。

 

1年前、隼人先輩はよく花に話しかけてきていたのが、今は他の人のように態度が変わってはいないけど、絡んでこなくなったらしい。
1年前の回想で、隼人先輩が花に花のような犬顔が好きって言ってて、その時横に美香がいた事から推測して、隼人先輩を好きな美香が花に嫉妬して裏でイジメを先導し始めたんじゃないかと思いました。

花が階段で背中押された時、隼人先輩がそれを助けたか、ちょうど悪い位置にいたせいかで、隼人先輩は骨折してしまい、花が隼人先輩を押したことになって、更に悪く言われるようになる。
この時「犬井さんが押したんじゃない?」と言ってるのもおそらく美香。

最後は、学食で数人からプレートの中身をかけられ、食べ物をかぶった状態で逃げ出して走って外に飛び出し、オッドアイの黒猫が車にひかれそうになったのを助けたところで、気が付くとお城のような別世界にいた。

ここで別世界に行って10話までの時点で戻れてないので、現実世界でのイジメの原因とか、隼人先輩はいい人なのか違うのか、美香が黒幕で合ってるのか、ってことはよくわからないままです。

 

6〜10話

お城みたいなところで、花が戸惑ってると、黒い服装で黒髪でオッドアイの人にぶつかり、「よくも雑種の分際で、この高潔な俺様の身体に触れてくれたな」と言っていきなり罵倒される。

そして「貴様のせいで重要指名手配犯を見失った、共犯者として代わりに処刑する」と言われてしまうが、花は逃げる。逃げてきた部屋の中で、箱に入った砂を見つけるが、これが何なのかは謎。
するとメイド服を着た短髪の美少女が来て、これに着替えてとメイド服を渡され、着替えて一緒に逃げる。

途中で美少女は囮になるから先に行ってと道を教えられて別れる。
花が行った先で、芝生の上で寝ている白い服を着た白髪の人を見かけて倒れているのかと声をかけるが、花はその人に抱きかかえられて一緒に寝る体制になる。

追われてる事を思い出して花がジタバタすると白い人は、「ここは平気さ」と言い、その言葉通り、なぜか追手は白い人のいる辺りは避ける。
白い人に「君は誰で、なぜ追われているのか」と聞かれ、慌ててお礼を言って逃げ出す。

 

言われていた所に先に美少女がいて花を待っていた。
穴があって城の外に繋がっているんだけど狭いから掘るねといって、素手で素早く掘って穴を広げる人間離れした様子に、驚く花。

黒髪オッドアイは、エニスで猫王国の第三王子。
白髪はエルで、この国の指導者で、エニスの兄。
エルが王様なのか、なんなのかよくわからない。エニスがエルの事を指導者と言っていただけで、まだ詳しい説明がないので。

美少女の名前はユキ、メイド服は城に忍び込むために着ていただけ。
ユキに連れられて、花はネズミの住むネズミ村に来る。
ユキは幼い頃に父親が亡くなっていて、母親もずっと病気で寝込んでいる。

ここは花がいたのとは別世界で、花のいた世界に行くのは禁止されている。
だがユキの母の病気を治すのにエニスに奪われた別世界の薬が必要。
エニスが追っていた重要指名手配犯はユキのこと。
つまりユキは花の世界に母を治す薬を取りに行ったけど、エニスに奪われてしまったんだと思う。
花は当分元の世界に戻れないと思うけど、なるべく早く戻れるようにするとユキに言われる。

 

取り返したいが、また城に忍び込むのは難しいだろうし、極悪非道と言われるエニスに捕まったら恐ろしい、というユキ。
そしてユキは「俺」って言ってるので、たぶん男。
花はまだ気付いてないっぽいけど。
そしてユキはネズミなんだろうな。

エニスは、花を取り逃がした兵たちをレモン汁の中に沈めると言ったり、ただ廊下でぶつかっただけの執事を血を流すほど叩くかなにかしたり、失敗した警備隊長が自分だけで部下は罰しないでほしいと言うのに怒ったりと、ほんとに極悪非道な暴君らしい。

花の事は、指名手配犯を取り逃がした八つ当たりだとエルに言われ、罰したいなら城のメイドにしたらどうだというエルの提案に呆れるが、エニスは「兄さんがそうしたいなら好きにしろ、だが特別指名手配犯は俺の獲物だ、手を出すなよ」という。

エニスを城の侍従が怯えている、やりすぎだという部下に、エルは「エニスも考えがあってのことだと思うけど」と、あまり気にしてない様子。
落書きが国政書類に紛れ込んでると思ったらそれは、エニスが書いた指名手配犯の似顔絵だったというところで、おしまい。

 

10話までの感想

5話までの現実世界でのイジメが酷くて、読むのが辛かったです。
花はすごくかわいくていい子な感じなのに。
ただの恋愛感情の嫉妬が原因っぽいので、ほんとにいやーな感じ。
しかも花が親友だと思ってる子が、元凶っぽいので、更に嫌な感じ。

両親は健在なのかな。なんか過去の人っぽく語られてる気がしたけど。
先生は気付いてないか、気付いてても見て見ぬふり。
両親はいてもおそらく気付いてない状況なんだろうなぁ。
うーん、かわいそすぎる、花。
何か解決の目処が立つまで、現実世界には戻らなくていいと思う。

オッドアイの黒猫エニスは、車にひかれそうなところを花に助けられて感謝して〜って事になるのかと思ったら、ぜーんぜん違ってて驚いた。
あれは、助けてもらったわけじゃなかったのかな?
感謝どころか、身体に触れた無礼者って高飛車に怒ってたし。

エニスは他の人にもそんな感じで傲慢暴君ぶりを発揮しているようだけど、気付いてるっぽいエルはなぜ何も言わないのか?ってところもまだ謎。

表紙絵はエニスと花で、だいたい表紙絵の人がカップルになるから、結局そういう方向に話が進むんだろうけど、今のところ全くそんな気配なし。
エニスにいいところ全く無しな状況なので、花はユキかエルとくっついてほしい。

とりあえずは優しいユキのところに花はいるので、よかった。
しばらくユキのところにいて、花が癒やされてほしいな。

 

11話

エルはエニスの書いた似顔絵について「これだったらすぐに捕まえられそうだな」とエニスに言う。
エニスが出ていってから部下がエニスに甘すぎるのではと言うと、エルは「あいつは今後も敵を増やす、俺だけでも味方になってあげないと」という。

花はユキに「私が(城に薬を取り戻しに)行っちゃダメかな?」といって、ユキの力になりたいという。
ユキは「花には待っている人がいるんだろう」というが、花は両親の事は心配だけどポジティブな人達だから大丈夫だという。

花は自分をイジメるクラスメート達を思い浮かべ、まだ帰りたくないと思い「なんとかなるよ、力を合わせよう」とユキにいう。ユキはそんな風に言ってくれる人は初めてで嬉しくて泣いてしまい、花がハグ。
そして「同じ女だもの、その気持ちわかるわ」という花に「なんか勘違いしてない?」というユキ。

この後、場面は変わってベッドで眠る場面になっちゃうんだけど、ユキが男で花驚くのシーンは描かれないんだろうか?それに「大きな事言っちゃったけどこれからどうしよう」と思うだけで、ユキが男ということについて何もふれてないのはなぜ?

花は、ユキがイジメっ子に変わったり、エニスが出てくる悪夢を見る。


エルがエニスの味方になるのはいいとして、ダメなとこは指摘してあげて敵が増えないようにしてやるべきでは?下手な似顔絵を指摘しないくらいのことはいいけど、目下の者に厳しすぎるのも何も言わずに受け入れてちゃダメでしょ。
それはエニスの味方になるようでいて、エニスをダメにしてるからね。
子供を甘やかしてダメにする親の典型的なパターンじゃないのこれ。

身分が高くて他の人達はなかなか何も言えないんだから、言える立場の兄が言ってあげなくてどうする。

そして花の両親は生きてるのかどうなのかと思ってましたが存命なようです。

 

12話

花が悪夢を見たとユキに言うと、元気が出るようにと、ユキは大きいヒマワリを持ってきて見せる。
「花と美少年」のまばゆさに、なんて答えようかと考えて思わず「ユキってば、おいしそう」と言ってしまい、ユキが「食べられちゃう」と言って泣いてしまう。

花はユキがねずみ(&男)な事を認識した様子。
ねずみだからヒマワリの種が大好物らしい。

花はユキに地図と注意事項の書かれた紙をもらって、城に旅立つが、注意事項に避けるように書いてあった「顔に線があるネズミ」に早速絡まれてピンチになる。


花がユキにおいしそうと言ってしまったのは、言い間違いだということですが、言おうと思ってた言葉がそもそも「おいしそう」になってるので、言おうとした正しい言葉がなんだったのかわからないままです・・。翻訳間違い?( ´ _ゝ`)ふ

花は歩きながら注意事項読んでて、「顔に線のあるネズミに会ったらあの人の名前を呼んで」って書いてあって、「あの人って誰?」って思ってるんだけど、そういうのなんで紙に書いて渡しただけなの?
別に時間がないとかじゃないんだから、ちゃんと口頭で説明して、更にって感じで紙に書いたのを渡すべきだと思うんだけど。それに出かける前に読むべきだよね。
いろいろダメすぎる・・・。