漫画「精霊王エルキネス」原作:イファン 制作:Nyarrr 感想

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ネタバレありなので、ご承知の上。

ピッコマにて。土曜更新で連載中。
表紙の絵柄にひかれて読んでみましたが、最初は主人公が怒ってばかりなのが共感できず、続けて読む気を失って読まなくなってました。
しばらくして最新話を読んでみたらおもしろそうだったので、続きから読んでみました。

 1話〜11話

家族から嫌われ虐待されていた高校生の男の子がある日トラックにはねられて死亡。
けれどそのまま幽霊のような状態で10日間さまよっていると引導者という死神のような人達を発見し、冥界に連れて行ってもらう。
冥界を管理する審判者アレヒスに会い、調べてもらうと、主人公は魂を振り分けられる時に間違ったところに振り分けられてしまったとのこと。その場合、親兄弟との絆が生まれず逆に強い拒絶反応が現れるということで主人公の親兄弟からの激しい拒絶、虐待はそのためだったとわかる。

そして主人公は本当は水の精霊王エルキネスだとわかる。
前の水の精霊王が消滅してから、次の水の精霊王がずっと不在で、水の精霊王をずっと探していたとのこと。
この世界は、いろんな次元(世界)があって、水、火、風、大地の4大精霊王が治める祝福された世界であるアクアドンと呼ばれる次元が、本来主人公が生まれるはずだった次元。アクアドンは元いた世界とは別の人間界。水の精霊王が不在だったため、意図せぬ天災、雨が一滴も降らない日照りが続き、崩壊の危機にあるらしい。

 

本来の姿になるために、人間として生きていた記憶を忘れる薬を飲まされるが1杯だけでは効かなかったようで、更に飲まされそうになったがまずくて飲みたくなかったので、勝手に転生のドアを開けて行ってしまう。
そのため、人間の時の記憶を持ったまま、エルキネスとして生まれ変わり、姿形は今までとまるで違う美しい姿になったものの、人間の記憶が残ってるせいなのか精霊王として生まれながらにわかるはずのことがわからない状態。
見た目は髪も長くかわいらしい女性のような姿だが、精霊には性がない。

他に3人の精霊王がいる。火の精霊王イフリート、風の精霊王ミネルバ、大地の精霊王トロウェル。
各属性の精霊たちは精霊王が生み出す。
アクアドンを元に戻すため、早速水の精霊達をたくさん生み出さないといけないが、やり方がわからないため、イフリートが教えることになるがすぐにケンカ腰になってしまい、うまくいかない。
トロウェルが「ゆっくり気持ちを集中させる練習をしてみて」等とアドバイスし、やっと精霊を出せるようになる。

イフリートはすぐにエルキネスにつっかかってきて、すぐにケンカになるが、トロウェルによると先代のエルキネスの頃からずっとそうだったとのこと。実は先代のエルキネスのことが好きでつっかかってたんじゃ?とエルキネスが言うと図星だった模様。
最後もケンカしたまま先代エルキネスが消滅してしまったとのことで、スッキリするために先代に会いに行こうとエルキネスが言って、冥界に行く。
冥界でアレヒスに会うと、本来、精霊王が不在になってしまうとアクアドンが大変なことになるため、やっちゃだめで、だから精霊王には次元移動能力がないんだと怒られる。
今回はイフリートとエルキネスの相反する属性が一緒に移動したのでなんとか無事。
しかし生まれた時の借りがあるので、先代が転生している神界に連れて行ってくれることになる。

 

先代エルキネスは、今は魔属性の最高神エルリエンになっていて、管轄する領域は「呪いと刑罰」、魔族が大量に流れ込んで第二の魔界と呼ばれ、問題が多く上級神達が見放したバイトンという次元を担当している。エルキネスとして消滅し冥界に行った時、神になる道か来世を歩む道の二択で来世を選んだのに、主神が先代の能力はバイトンにふさわしいと判断したため、エルリエンになった。
先代は、歴代最高の精霊王と言われていた。主神はこの世界で一番えらい神。
精霊王は平均寿命1万年。消滅後は神になるか、別の種族を選ぶ場合でもドラゴン等の高次元の種族になる。

エルリエンは、エルキネスが人間で生きていた時の家族に愛されなかったことから心に傷を負っていて、魔族の母親が子を殺された村の人間たちを虐殺した裁きに口を挟む等、親子にこだわりがあるから、今のエルキネスに最も必要なものをやろうと言って、エルキネスはエルリエンの息子になる。

イフリートはエルリエンに告白しエルリエンには「ヒヨッコが愛を語るな女神になったら聞いてやらんこともない」と言われたらしい。それでもイフリートは喜んでいる。

エルキネスはトロウェルと一緒にアクアドンの自然をほぼ元どおりにして一段落。

 

精霊王は人間やドラゴンに召喚されれば、仮の姿の肉体を持ってアクアドンで人間にも見えるようになり、人間と同じような感じで過ごせるとトロウェルに教わる。
精霊王等が人間のような姿でアクアドンにいることを遊戯というらしい。
精霊王を召喚するには大量のマナが必要なため、水の精霊王が人間に召喚されたことは今までにない。
ドラゴンはマナの生物と言われるほど豊富なマナを持っている。

約3000年前に生まれたレッドドラゴンのラピスラズリは生まれた時から非凡な力を持っていて、幼いドラゴンの時に既に大人より強く賢かった。そのラピスラズリが幼いドラゴンの時に先代の水の精霊王の召喚に成功したが、水の系統ではない子供のドラゴンに召喚されたことにプライドが傷つき、先代は契約を拒否。その後も何度も召喚しているが拒否され続けている。けれどもどうしても水の精霊王と契約したいラピスラズリが他のドラゴンたちが水の精霊王と契約するのを邪魔したため、水の精霊王は今誰にも召喚してもらえない状況。ドラゴンは力社会でラピスラズリは強大な力を持っているため、他のドラゴンはラピスラズリには逆らわない。
今ラピスラズリは遊戯中なので、遊戯から戻ってこないと事態を変えられないとのこと。

という話をトロウェルから聞いていたが、エルキネスは自分も遊戯がしたいと思っていた。

 

ここまでで、虐待されてた平凡な高校生が水の精霊王エルキネスに転生し、冥界とか神界とか精霊王たちの様子が描かれて、アクアドンの自然が元に戻るまでの一段落。
この後は、エルキネスがアクアドンで召喚されて人間の姿で遊戯をする話になります。

最初に読んだ時はここら辺までで、ちょうど召喚されたところまでしか読みませんでした。
エルキネスが虐待されてて心に傷を負ってた影響なのか、やたらエルリエンに怒ってばかりなのが、なんか嫌で、精霊王としてよくできないし知らないくせに、なんでそんなに怒るの?って思いました。
今は最新話まで読んだ後なせいか、読み返してみると前ほど気にならないんですが。

12話〜40話


ある時、自分を呼ぶ声が聞こえ、魔法陣が現れ、もしやと思っているとエルキネスは少年に召喚された。
少年のマナは底をつきかかっていて倒れていたのでエルキネスはマナを補充してあげると、意識を取り戻した少年はいきなりエルキネスを非難してきて、また意識を失ってしまった。

少年はこの国の皇帝、イサナ・ランヌ・スワルトだった。
アクアドンには、魔法帝国カーターズ、剣の力を誇るアルフォンフ帝国、魔神に仕える神聖帝国スワルトの3つの帝国がある。
水の精霊王不在のためにおこった10年間の日照りがあり毎日たくさんの人が死んでいく状況だったので、イサナの父、カイル皇帝が魔神殿に神託を聞きに行った。神託は皇帝のせいだという内容だったため、自分が消えれば解決すると思い自ら絞首台に立ち亡くなり、皇太子だったイサナが皇帝になった。
しかしこの神託には怪しい点がいくつかあったが神託を疑った魔神官は、カイル皇帝の弟である大神官、ユカルテ大公が全員殺してしまった。
そしてユカルテ大公は宮殿を占拠し、皇帝は先帝の呪いで乱心したとして、イサナを幽閉しようとしたが、親衛隊のケイ、アレックと精霊士フェリスがイサナを連れて逃げた。

 

つまり、たぶん前皇帝の弟、ユカルテ大公が自分が皇帝になろうとして計画した謀反だったってこと。
イサナ達はそこから逃げてる途中でエルキネスを召喚した。
イサナがエルキネスを非難したのはその父が死ぬことになった日照りの原因がエルキネスだと思ったから?

イサナ達はイサナの母方の従兄弟で、クルモア公国(スワルト帝国の一部)を治めるカーウェル・ドゥ・クルモア公爵に会いに行くことにする。クルモア公国へは数ヶ月かかる距離。
5人で行くつもりだったがケイ達3人に大公から手配書が出されたため、一緒にいると見つかる可能性が高くなるので、ケイ達3人と別れて、イサナ&エルキネスでクルモア公国を目指すことになる。

正体がバレないようにするため、旅の間、イサナのことはライと呼び、エルキネスのことはエルと呼ぶことにする。国内では水が高値で売られていた。
貧しくて水が買えずに虐げられていた親子を助けると、子供が大きくなったら必ず恩返しをすると言われ、イサナは「大きくなったら首都に行かせてください、このペンダントが行くべき場所を教えてくれるでしょう」と、母親にペンダントを渡す。そのペンダントを守るため水の下級精霊ナイアスがペンダントにつく。

 

ここでなんだか大事そうなペンダントを渡しちゃうんですが、いいの?って思っちゃいました。この子供に才能がありそうとか何か将来役立ちそうとか思ったわけでもなく、ただ助けただけのおそらく普通の子供にたぶん1個しかないと思うペンダントを渡しちゃっていいの?
宮殿にいつでも戻れる状況で街を視察してるとかいうわけじゃなく、また同じことがあったら別のペンダントを他の子にもあげられるよっていう状況でもないのに、この子にあげちゃうの?
また同じことがあったときはどうするの?っていう、なんかこの子に特別感がないのに、大切そうなペンダントあげちゃっていいのかっていうのがとても疑問です。
エルキネスがあげるっていうなら、エルキネスなら補充できそうだし、わかるんですが・・・。

エルキネスは水が高値で売られて貧しい人が苦しんでいる状況の解決策として、3日ごとに雨を降らせることにする。そしてそれを利用して、ケイ達が義賊活動をしながら「過去10年にわたる災難は先帝の呪いのせいじゃない 現皇帝イサナの乱心は叔父のユカルテ大公の虚言だ その証拠にこれから3日毎に大雨が降るだろう」と言って回っていた。

 

ということなんですが、エルキネスが3日ごとに雨を降らせることにした時はもうケイ達と別れていたはずで、どうやってエルキネスが雨を降らせることにしたのを知ったのかな?と思いました。
実際に雨が振り始めてから言い出したんだとしたら「証拠としてこれから降る」と言えないし、3日ごとっていうのはエルキネスにきいてないと確信を持って言えないはずだし・・・。
水の精霊を使って伝言できるかもしれないけど、そういうことをしている描写はないんですが。

エルキネスとイサナは兄弟で旅しているということにしていたが、遠いクレモアまで行く予定だと聞いたおせっかいで親切な人が、シャンパン傭兵団の団長フューセンを紹介してくれて、二人はシャンパン傭兵団の小間使いとして同行することになる。
そしてシャンパン傭兵団にはマシューとして遊戯中のトロウェルがいて、エルキネスは再会を喜ぶ。
トロウェルは大陸の状態をチェックしてたら子供をほっとけないフューセンに孤児だと思われて食堂に連れていかれ心配されたので、一人で大丈夫と近くにあった岩を持ち上げてみせたら、仲間にならないかとしくこつ誘われ、半ば無理矢理仲間にさせられたらしい。
マシューとエルキネスは故郷の友達で久しぶりに再会した、とみんなには説明した。
マシューとしてのトロウェルは年の割に強いが(16歳程度に見える)、無表情で他人に無関心な人と思われていたらしく、エルとの再会を喜んで笑顔を見せた時に、団員たちは初めてマシューの笑顔を見たと言って、今までとエルへの態度の違いに驚いている。

 

エル&ライは傭兵団に同行することを断ろうと思っていたが、トロウェルに一緒に行こうと言われて同行することにした。
まだあまりこの世界のことや遊戯中の精霊王の能力等に詳しくないエルキネスはトロウェルにいろいろ教えて助けてもらうことになる。

トロウェルによるとイサナがエルキネスを召喚できたのは、イサナが媒体に使った泉が自然回復のためにあの時だけたまっていたマナの泉だったという、大きな偶然が重なったためだったらしい。
が、このことはイサナにもエルキネスにも言ってない。
つまり、イサナは人間の中で特にたくさんマナを持っていた、というわけじゃなく、マナの泉のおかげでエルキネスを召喚できたので、あの泉がなかったらイサナには召喚できなかったってこと。

 

エルキネスが召喚される前の時間経過がよくわからないんですが、久しぶりに会ったーみたいな感じで、喜ぶトロウェルにちょっとビックリ。
その前に一緒に自然を回復させてたと思うので、そんなに経ってなさそうなのに、結構たってたの?
召喚されてから2週間は経ってるみたいだから、そのくらいでも、トロウェルはエルキネスが好きだから、ちょっとの久しぶりでも会えて嬉しいってことなのかな。

それとエルキネスが、精霊王としてなーんにも知らない感じだったのに、イサナ達に精霊王として説明してたりするのが、いつのまにかそういうことはわかるようになったんだね、って思う一方で、知らなくてトロウェルに教えてもらうことも多々あり、エルキネスは何をどの程度知ってて、知ってることってどうやってわかったんだろう、本能?っていう感じで、ちょっと不思議です。
エルキネスが誰か、トロウェルとかに教えてもらってるような描写があれば、教えてもらって多少は知識を得たんだねって思えるけど、特にそういうのがなかったので、どうやってわかったの?って思ってしまう。そりゃあ、推測すれば自然回復の時にトロウェルと一緒にいたみたいだからその時教えてもらったのかもとは思えるけど。
トロウェルにあれこれ教わってるか、自分であれこれ試してわかったんだ、みたいなちょっとした描写があったら自然に理解できるのに。

 

シャンパン傭兵団

傭兵はギルドでテストを受けて等級が決まり、1級は金メダル、2級は銀メダル、3級は銅メダルを持つ。メダルは身分を証明する。エルとライは臨時の傭兵の木のメダル。
金メダルはギルドでも10人程度しかおらず、上級の魔法使いや騎士の能力を上回り、貴族同等の待遇を受け尊重される。その金メダルをシャンパン傭兵団団長のフューセンは持っていて、他の団員も全員銀メダル、シャンパン傭兵団は強いと有名な傭兵団。

シャンパン傭兵団は今、クレモアへ行くフェニックス商団の護衛の依頼を受けていて、他にも3つくらいの傭兵団が一緒に依頼を受けている。
だからエル&ライにちょうどいいということでおせっかいされた。

 

シャンパン傭兵団の団員

16歳の少女のシェリーは子供の頃に団長のフューセンに拾われて剣術を教わりながら育てられ、今はフューセンに恋していてアプローチしているがフューセンには受け入れてもらえない。
フューセンはシェリーはかわいいと思うし嫌なわけではないが、年の差がだいぶありまだ少女のシェリーを受け入れたら、周り(特にヘロールとマイティ)にロリコンだなんだと言われるのが嫌なため。「俺はロリコンじゃないー!」と叫んでいた。
まあ、そこをおしても、とは思わない程度の気持ちってことですね。

ガタイの大きいヘロールとムチ使いのイリルは、いつもガチャガチャ口喧嘩しているが、ケンカするほど仲がいいって感じのケンカップルっぽい人達。40話でイリルをかばって魔獣ベヒモスに瀕死状態にされた時にへロールは死を覚悟してイリルに告白した。

 

レッドドラゴンのラピスラズリ

旅の途中で、エルキネスは召喚され行ってみると、召喚したのはレッドドラゴンのラピスラズリ(人型になっている)だった。ラピスラズリは先代が消滅し新しいエルキネスが生まれていたことを知らなかったが、とにかく水の精霊王と契約したい、ということで、今のエルキネスに契約を断られると、何年もかけて編み出した精霊王を拘束するための魔法を使い、エルキネスを捉えた。
少し前にトロウェルから「もしみんなと離れて一人になることがあったらすぐに精霊界に帰るように」と言われていた(トロウェルは未来を見る能力がある)ので、精霊界に一旦戻り大地の精霊を呼んでトロウェルにラピスラズリの所まで来てくれるように伝言する。
けれどもラピスラズリからの呼び出しがうるさいので、結局、精霊界からラピスラズリのところへ戻る。
結界も張られていたためトロウェルが近づけず、エルキネスは言霊を使って自力で結界を破壊した。

そこへトロウェルもやってきて、エルキネスが結界を破壊しなかったらラピスラズリを殺していたところだと言った。が、どうやらラピスラズリはトロウェルが契約しているブラックドラゴンの息子でトロウェルはラピスラズリの代父で、生まれた頃からラピスラズリを知っているらしい。
さっきは契約を断ったエルキネスだけど、結局、結界破壊の反動で弱ったラピスラズリを回復してあげたり、ラピスラズリと契約してもいいと言ったりしたのにはちょっと驚いた。確かにラピスラズリはそんなに悪い奴じゃなさそうだったけど、さっきは絶対お前なんかと契約しない、って言ってたのに。
この人かなり感情的だから、まあしょうがないのか。
トロウェルも代父やってたくらいによく知ってる相手なのに殺すって本気だったの?って思う。
トロウェルがエルキネスをいつも大切にしていて、親切で優しい態度なのは好きだけど。
トロウェルはラピスラズリに2000歳年上と言われているので、約5000歳とわかる。

 

エルキネスは契約だけならOKだけど今はイサナと一緒にいて守っているので、ラピスラズリと一緒にはいられないと言う。ラピスラズリは気が済むまで一緒にいてほしいらしく、だったらラピスラズリがイサナ達のところにくればと提案されるが、なぜ人間の都合に合わせないといけないんだとすぐには納得しない。トロウェルによく考えるように言われ、とりあえずラピスラズリはレアに戻ると言う(たぶん家みたいなとこ?説明がないのでわからない・・・)。
トロウェルには、今回の件は精霊王のプライドを踏みにじったから「ロード」に伝え厳重な処罰を受けさせると言う。ロードはたぶんドラゴン界の偉い人なんだろう。これも説明無しで不明。

前に出てきた、大公のところにいた赤髪の人ってラピスラズリの遊戯中の姿なんだろうか。最初はイフリートかと思ってたけど。
そのうちイサナ達のとこにきて仲間に加わりそうだな。

それとトロウェルがすぐ精霊界に戻れって言ってた意味って何だったんだろう?そこからトロウェルに連絡はできたけど、それだけだったし、結局自力で拘束を解いたし、戻らなくてもあまり変わらなかったよねって思うので、あの意味深に言っていたのは何だったんだーって思う。

魔獣ベヒモス登場

38話で、エル達の旅の途中で、本来この世界にいないはずの魔獣ベヒモスが現れたとわかり、依頼外のことだが、国の兵士が逃げてしまったので、シャンパン傭兵団は討伐に行き、エル&ライもついていく。
シャンパン傭兵団のみんなが戦ってベヒモスを弱らせることはできたが物理攻撃では決定打に欠けるということで、ライがウィンディーネを召喚して攻撃し無事倒すことができた。
倒せて喜んで油断していたところへ、もう1匹のベヒモスが現れ、襲われそうになったイリルをかばってヘロールが瀕死の重傷を負う。
まだ紋章をもらっていない見習い神官ということにしているエルは、聖力で治療できないはずなので今まで団員がケガをしても治療するのを我慢してきたが、一刻を争う事態なのでトロウェルに目で確認した後、へロールを治療した。
水の精霊王エルキネスの力なのでへロールは完治。団員達に驚かれるが、神に祈りが通じた奇跡ということでごまかした。しかしそこへ他の傭兵団の人達と神官が応援に駆けつけ、本物の神官にはごまかしが効かない、どうしよう、というところで40話はおしまい。

 

エルキネスが召喚されて遊戯に出るまではエルキネスの怒り過ぎな態度が嫌でしたが、召喚後はエルキネスを含め、みんなのツッコミとかコミカルな部分が面白いと思うようになりました。
ストーリー的には、まだクーデターで殺されそうな少年皇帝を助けてクレモアへ行く途中で、12話以降、あまり話は進んでないし、この後、おそらく叔父を倒して帝位を奪還するんだろうけど、まだまだだいぶ先が長そうでいつ終わるのかわからないくらいって気がするけど、この作品はストーリーに面白さを感じてるわけじゃないので、気になってないです。
いつもなら話の展開の遅さに嫌気がしてきますが。

最初の方を読み返すまで、前にラピスラズリの話が出てたことを覚えてなかったので、なんだっけ?って感じでしたが、これを書くためにこの世界の背景やら事情やらを書いていたので、いろいろと理解。
トロウェルはラピスラズリの代父ってことで少なくとも3000歳以上。
はっきりした年はわからないものの、他の精霊王たちはエルキネスよりだいぶ年上なんだろうなーとは思ってましたが、それだけ違ったらトロウェルなんてもう何でも知ってるよね。というかたぶん他の精霊王たちもそうなんだろうけど。
新しく生まれたばかりでちゃんとした過程を得て生まれてないエルキネスにまだまだ知らないことがたくさんあるだけで。

トロウェルが再会した時、エルキネスの名前をきいて「やっぱり」ってなったのはちょっと疑問に思いました。精霊王同士だったら名前の確認までしなくたって、一目で分かるんじゃないの?見なくても近くにいるだけでわかるくらいお互いを感知できてもいい気がするんだけど。
それにマンガの絵的には精霊界と人間界での姿がトロウェルもエルキネスも全く一緒なので、遊戯中の姿とか言ってるのが「え?」って感じ。原作、作画に別れてるのでほんとは姿が違うはずだったんでしょうか。

エルキネスが高校生から転生した設定の意味があんまりないような気もするけど、そこがなくてもとりあえず今読んでて面白いから、いいかな。