漫画「あしながくんと格差恋愛」チェ・ミエ(Choi Meeae)感想(4)

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ピッコマにて。水曜更新で連載中。
主人公、成瀬佳代は、投資金融会社の会長秘書として働いている。冷たいと評判の会長に構われるのは、会長が佳代に気があるからなのか、勘違いなのか。

以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

「あしながくんと格差恋愛」感想(1)
「あしながくんと格差恋愛」感想(2)
「あしながくんと格差恋愛」感想(3)
「あしながくんと格差恋愛」感想(4)
「あしながくんと格差恋愛」感想(5)
「あしながくんと格差恋愛」感想(6)

 

31〜35話

成瀬が情報漏洩の犯人ではないと証明されたのは、先日、城島のところに持って行かされた黄色い封筒が関係していた。あの黄色い封筒に入っていた資料が漏洩した機密資料だったが、指紋認証のあるセキュリティ封筒で、城島が開けた後じゃないと成瀬は見れない。

しかし封筒が開かれる前に成瀬のUSBから機密情報が流出した。
そのためあの時、成瀬と一緒に城島の部屋にいたセキュリティ部長、片岡室長が証人になり、成瀬は犯人ではないと証明された。

城島が黄色い封筒をすぐに開けなかったおかげ。
(他の人達は運がいいと思っているけど、城島はわざとそうしたんだろうと思う)

末次秘書は、自分が疑われてしまうと思い、成瀬のUSBをランチの時に拾ったとは伝えておらず、成瀬の机の上に置いてあったと嘘をついていた。
しかし、派手な模様のUSBカードを使った引っ掛け作戦で、末次の嘘を城島が見破り、USBを拾った時の本当の状況を説明させられる。
末次は自分が疑われることを恐れるが、城島はちゃんとそこは見ていて、末次に疑いがかかることはない。

 

USBを拾った時、店には理事室の3人の秘書がいて、末次と接触した事も店の防犯カメラで確認され、その3人にスパイ容疑がかかる。

(たぶん)J&Fのエレベーター前で、アリスが「気に入らない奴が消えてくれた」とマネージャー?と上機嫌で会話していると、橋本が通りがかり、アリスは気付かれようとわざとサングラスをはずすが、普通に挨拶を返されるだけで橋本は通り過ぎてしまい、アリスはスター扱いされないことにショックを受けて怒る。

成瀬が城島に会いたいと考えながら社食?でランチを食べていると、北条秘書が突っかかってくるが、成瀬がケンカするならロビーで思いっきりやろうと言って、手を引いて連れて行こうとすると、ビビって逃げていく(他2人のいつもの秘書達と一緒)。

城島が柳秘書(ちょっと太めのおばさん)と一緒のところを見かけて、自分の戻るポジションが無くなったのではと焦るが、城島と目が合うとドキッとして、改めて城島のことが好きだと感じる。

 

第4チームで、チーム長の加藤が、値下がりする銘柄を25回も予測して的中させている事が常識外だと話題になる。加藤は情報源は極秘ルートだと教えてくれないらしい。特に変わった事がないのにというメンバーに橋本が、最近新メンバーが入ったじゃないかという。

どうやら前に成瀬が加藤から頼まれてやっている投資取引がその情報源ということらしい。
が、成瀬は、元手をなんとか維持しているだけで収益が出ていないとため息をついている。

セキュリティチームが監視カメラを見ていると、成瀬を見かけた城島が成瀬のいる方に進行方向を変えてついていくのを見かける。デビッドソン曰く、そういう城島の行動を何度も見ているとのこと。

成瀬は加藤から頼まれている投資取引の仕事で、コーサメディカルという会社の資料を見に資料室へ。
後に付いてきていた城島が成瀬が取ろうとしていた高いところにあるファイルを取ってあげるが、成瀬がお礼を言って受け取ろうとすると遠ざけるというおふざけをする。

 

資料室にいる2人を見ていたデビッドソンがセキュリティ点検をすると突然言い出し、資料室のドアがロックされ、監視カメラも切られる。

セキュリティチームの他の2人は何かあったらどうするんだと文句を言うが、会長は成瀬を妹のように思ってるらしいから大丈夫だという。

成瀬は携帯を置いてきてしまって無いので城島の携帯で連絡を取ってほしいと言うが、城島は携帯は持ってないと嘘をつき、心の中で「デビッドソン、グッジョブ!」と思う。

システム点検だからドアはすぐに開くだろうと言われて、成瀬が見ようとした資料の話になり、城島と一緒に見ることになるが、成瀬は城島がすぐ近くにいて、ドキドキして顔が赤くなってしまう。

城島が成瀬の顔の赤さに気付き、風邪じゃないかと言ってかまっているうちに、2人は見つめ合うことになり、いい雰囲気になるが、資料室でサボっていて閉じ込められた人が他にいて、その人達の言い争いの声に邪魔される。

資料室にいた他の人達は男女のカップルだったらしく、恋人同士の軽い追いかけっこを始めてしまったため、城島と成瀬は合わないように資料室の棚を移動していく羽目になる。

成瀬は城島に自分の気持ちがバレてしまったかどうかを悶々と考えていた。

 

何度も注意したのに俺に惚れてしまった成瀬が悪いよな?
責任をとってもらうから覚悟しておけよ

と城島に言われ、やっぱり気持ちがバレてた事がわかる。

デビッドソンは城島が成瀬を妹だなんて思っている思い込みを打ち砕いて進展してほしいという気持ちで、2人を閉じ込めた。

それを聞いた同僚の紫ウェーブ髪の人が、手動で資料室のドアを開けに行くという。

城島は「はっきりさせようじゃないか」と言って成瀬の腕をつかみ
「俺の思い違いじゃなくて本当に俺のことを好きなんだな?」
「そうでないならこの手を振りほどけ」
という。

成瀬は城島の手をギュッと握る。
城島は微笑んで成瀬のおでこにキスをして
「ごほうびだ 責任はちゃんと取れよ」
と言って、先に出ていく。

 

資料室のドアを開けに行ったセキュリティチーム3人が、出てきたカップルと、一人で出てくる城島を見ての会話。
「俺 どうなるのかな」
「まあ 数発殴られるくらいじゃないですか」

城島のことを考えてボーッとする成瀬。
成瀬の仕事部屋に橋本が来ていて、一緒にチキンを食べていた。
橋本は呼び出されて自分の仕事部屋に戻っていき、成瀬は前に橋本に付き合おうって言われたことは冗談だろうと考えている。

成瀬は城島に責任をとれ、ごほうびと言われた意味を考える。
片思いの苦しみに一人で耐えろという事なのか、片思いに対するごほうびなのか。

城島が「ごほうびだ」といった時の仕草が、ジョーお兄ちゃんの姿に重なり、頭に痛みを感じる成瀬。

成瀬の仕事部屋を遠くから眺めていた城島に、歩いてきたデビッドソンが気づいてビビる。
10分ほどそこにいるのが城島の気分転換らしい。
2人で機密文書流出の件で話をする。

 

31〜35話 感想

機密情報流出の話は結構長々と続くみたいです。

城島は、成瀬が城島の事を好きだってことをはっきり聞いて確認してましたが、妹だと思っているっていう気持ちの誤魔化しはなくなってたのかな?
30話までと31話以降で、読むのに間が空いてしまったのもあって、そこらへんの城島の気持ちの変化があったのか、忘れてしまいました。

成瀬は城島のことを好きなのは自覚してるし、城島に気持ちを知られてしまったというイベントもあったわけだけど、城島から付き合おうとか、好きとも言われてないので、まだ悶々としています。

成瀬がちゃんと企業の経営の事等の情報を読んで自分で投資を考えてるのがスゴイなと思いました。
私は経済、経営等その辺りの事は知識もないし全く関心もないので、よくわかりません。

そして本人は失敗しそうになっていると思ってるけど、成瀬の読みで第4チームが損しないですんでいるらしく、スゴイです。

 

「あしながくんと格差恋愛」感想(5)