漫画「彼女が公爵邸に行った理由」作画:Whale 原作:Milcha 感想(5)

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大学受験中の浪人生だった花咲凛子が、ある日、橋で誰かと話している時に突き落とされ、気付いたら小説の中の登場人物に転生していたというお話。

ピッコマにて。金曜更新で連載中。
以下、ネタバレありなので、ご承知の上。

「彼女が公爵邸に行った理由」感想(1)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(2)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(3)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(4)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(5)
「彼女が公爵邸に行った理由」感想(6)

 

48〜49話 ロバート・ウィンナイトの墓

レリアナは婚約式に合わせた指輪をはめてみると、ゆるくなっていて、ストレスで痩せたのかもと思う。

レリアナに神聖国のヒーカーからの手紙が届く。
レリアナが去って眠れない日々を過ごしている事、神殿にレリアナの席を用意してある事、神聖国に来たら名所見学に行こうという事等が書かれていた。
見たら不幸になる不幸の手紙だと言って、レリアナはヒーカーの手紙を暖炉に入れてしまう。

 

レリアナは新聞で「明日会期終了」という記事を見て、原作では今日、ロバート・ウィンナイトの墓にベアトリスが現れる事になっていた事を思い出し、急いで馬でウィンナイト家の墓地に向かう。

ロバート・ウィンナイトは本来ならノアの代わりにウィンナイト侯爵になるはずだったが、事故で死亡し、残された女主人は甥であり第二王子であるノアに爵位を渡した。
(女主人てロバートの母親?)
ノアはロバート・ウィンナイトの墓に玉璽を埋めた。

 

レリアナは金髪の人を見かけ服を掴むがベアトリスではなく男性で、墓も無くなっており、がっくりと崩れ落ちる。
金髪の男性(たしかビビアンの兄ジャスティン)は、ロバート・ウィンナイトの友人で、久しぶりに帰ってきたので墓参りに来て、一緒に酒を飲もうと思っていたのだという。

なにかの縁だからお供してほしいと言って、金髪の男性はレリアナと一緒に酒を飲む。
金髪の男性が墓守に聞いたところによると、盗掘事件があったので墓を全部ウィンナイト領地内に動かしたらしい。

それは原作ではなかった事件で、墓地を動かしながら玉璽の位置を変えたんだろうとレリアナは推測する。

 

金髪の男性は前から知ってたかのように優しくて親しみやすい人だった。
彼はヴェリア公国にはもう入れず、捕まったら首を切られるか油で揚げられるらしい。

金髪の男性に私と間違えたのは恋人だったのか聞かれ、「私のせいでここに来るべきだった人が来なかった、出会うべき二人が出会えなくなった」とレリアナは説明する。
恋人がいる男と政略結婚する事になったのかと聞かれ、そんな感じだとレリアナは適当に返事をする。

 

その女性を連れてきてその男と会わせようとするなんてなぜそんなことをするのかと聞かれ、私のせいだからと答えると、「二人が出会えなかったのはそれまでの運命だったという事、自分で責任はとるものだ、あなたはあなたの思う通りに生きたほうがいい、自分の愛と運命は本人が掴み取るもの」と金髪の男性に言われる。

金髪の男性を見て、レリアナは、この世界に来て以来ノア以外でこんなにイケメンな人を初めて見た、不思議な人だ、前に一度会った事がある気がするけど思い出せない、と思う。

金髪の男性に送っていくと言われるが、断って別れる。
金髪の男性はレリアナを「かなりの美人だった、あんな素敵な婚約者がいるのに他の恋人がいるなんて贅沢なやつだ」と思う。

 


金髪の男性は髪短いし服も男性の服だし、服に手をかけてしまう前に気付くと思うんですが。
レリアナが知っていた玉璽の在り処がやっと出てきました。
が、おそらくレリアナが知っていると言ったせいで、墓ごと移されていたようです。
ノアの権力とか財力とか考えたら、すぐに対策するのは当然ですね。
議会がもうすぐ閉会で、もう玉璽の重要性はなくなってるようですが。

金髪の男性は、ビビアンの兄ジャスティンだったと思うので、絶対また会うだろうな。
お互い名前を聞かずに別れてしまったので、次に会った時に驚くやつだね。
そして、レリアナはこの金髪の男性にもかなりの美人て思われて好意を持たれたようで、モテモテだなぁ。

 

この時は、もう会わないだろうと思われてそれで終わる程度だけど。

この話に出てくるウィンナイト家の女主人というのが、ロバートの妻なのかと思って、その甥がノアだとロバートの友人のこの金髪の男性の年齢が若そうなのに、実は結構おじさんって事になって「んんん?」と思ったけど、たぶん女主人はロバートの母親なのかな?
そう考えれば年齢的におかしくないんだけど。

金髪の男性はノア以外でそれに匹敵する美形さんを初めて見たという事だけど、ヒーカー・デミントもかなりの美形さんだと思うんだけどなぁ。
レリアナはなぜかヒーカーに冷たい・・。
手紙を焼くなんて酷い。そこまで嫌がる事ないのに・・。

 

50話 風邪をひいてキス

レリアナが屋敷に戻り、クシャミをしたら、ヘイリーを始めとする召使いたちに大騒ぎで世話を焼かれ、毛布や特製カクテルを渡される。

レリアナは過保護にされてるなぁと思いながら暖炉の前で、考え事をする。

場所を変えるなんて誰でも思いつくこと、未来は完全に変わってしまった。
ベアトリスが墓地に来なかったのはレリアナ・マクミランが死んでないから。
あの墓地はノアとベアトリスが初めて出会う場所だった。

 

ノアがやって来て「冬が来たことも知らず 外で遊んで風邪を引いたって?」と言われる。
「遊んでたわけじゃなくて、これもぜんぶあなた・・」と言いかけてレリアナはその後に続く言葉を、

1.あなたが出会わなければならない女性を紹介しようと
2.婚約者にも関わらず他の女性と結ばれるよう手助けをしようと

と考えたが、「どう説明しても変な人じゃん」と思って絶句する。
ノア「何だ 最後まで言え」

ノアに「酒の匂いがする、それでここから動けなくなったのか」と言われて、レリアナはお姫様抱っこされて運ばれる。
レリアナはろれつが回らなくなっていて「だいぶ寄ってるな、また吐くつもりか?」と言われる。

レリアナはお酒のせいなのかと思いつつ、ドキドキしてしまいノアを見つめ
「おかしいです 最近あなたが優しく思えてしまって」という。
ノア「そんな風に思ってくれてるとは知らなかったな」

 

ノアはレリアナをベッドに降ろし「もう寝ろ 熱が高い」と言って去ろうとするが、「まだ話は終わってないです」とレリアナに引き止められる。

「最近なぜか あなたのことが気になるの」というレリアナにノアは驚いた顔。

ノアは「風邪治してやろうか 風邪はうつすのが一番だ だからこれは風邪のせいだ」と言って、レリアナにキスをする。

甘〜いお話でした。45〜46話に引き続き、ノアがレリアナを部屋に送ってくれますが、今回はお姫様抱っこして、最後にはとうとうキス。
レリアナも熱のせいか、素直な気持ちを伝えてるし、甘々なお話でした。

 

51〜52話 レリアナ、シアトリヒに呼び出されて囲碁をする

シアトリヒは部屋でキースと囲碁をしている。
シアトリヒは「(レリアナに)会ってみないとな」とキースにいう。
レリアナに関する調査は済んでいるとキースはいうが、直接会って確認する必要があるといい、シアトリヒはノアに直接言っても難しいのをわかってるので、キースに言っている。
「面白がっているだけのくせに」と思いつつ逆らえないキースは気乗りしないながら引き受ける。

自分で頼んでおいてキースの事を「まったくあいつは要領の悪い奴だ」というシアトリヒ。
「誰かさんとは違って善良な上に殿下に忠誠を誓っているようですね」と答えるオブライアン。
「キースの善良さと忠誠を見習ったらどうだ」とシアトリヒはいうが、「それは無理なお願いですね」とオブライアンは、バッサリ。

 

熱を出した翌朝、レリアナはすっかり回復していた。
朝、ノアと顔を合わせると少し様子が変な気がして、何か失態をしたのかと酒癖が悪かったかノアに聞くが、ノアはちょっと驚いたような感じ?で無言。

ノアがクシャミをすると「風邪ですか?私は完全に治りましたけどね」というレリアナに「そりゃそうだろうな」と思うノア。
それでも今日は部屋で休むようにレリアナに言い、執事のギデオンに王都から人が来てもレリアナは席を外していると伝えるように言って、ノアは仕事に出かける。

キースが「レリアナに伝言があって」と訪ねてくる。
執事ギデオンはキースならいいだろうと通してしまう。
シアトリヒはそれを見越してキースを使ったのだった。

 

レリアナに用件を聞かれてキースは「ノアがレリアナを探していて連れてくるように言われた」と言うが、嘘をつくのが後ろめたくてキースは目を合わせられず、挙動不審になる。

馬車の中でもキースはビクついてしまうが、レリアナに青い髪が珍しくて触ってみたいと言われ、少しでも罪滅ぼしになればと思いながら、触らせる。

部屋に案内され、入ると中にいた人がノアではなかったので、事態が掴めず、しばし呆然。
少し間をおいて、シアトリヒ王だと気付いて挨拶をするが、シアトリヒに騙すような真似をしたことを謝罪され挨拶はいいから座るように言われる。

 

ノアがあまりにレリアナを隠すので余計に気になったというシアトリヒに、「そんなに見られたくなかったのか」と、悪い方に解釈するレリアナ。

レリアナは囲碁盤を見て、シアトリヒは片足が不自由になった後、様々なテーブルゲームに興味を持ったと小説にあったことを思い出す。

囲碁盤を見ているとシアトリヒに囲碁を知っているのか聞かれ、昔から好きだとレリアナが答えると、囲碁を打てる人間は少ないからと喜んで、レリアナと囲碁を討つ。
レリアナは元の世界で子供の頃、囲碁をやったことがあるらしい。

 

囲碁を打ち、お茶を飲みながら、予算協議の話になり、災害救護基金を旧貴族が運営しているが一度監査を派遣した方がいいとレリアナはいう。
なぜ知っているのかシアトリヒに聞かれ、小説でとは言えないので、実家が商人で「お金の匂いは商人が一番早く嗅ぎつけると言うじゃないですか」といって誤魔化す。

「私は国の根本である国王だ、それなのにこのようなゲームに知恵を使ってもいいと思うか?」と言って、レリアナを牽制するシアトリヒ。
「負けるのを認めたくないからって立場を利用するなんて」と思いつつ「ごもっともです」というレリアナ。

「私はこれまで一度も負けたことがない、だから私が勝つまでそなたが私の先生になってくれ、私がいつ打ちたくなるかわからないから、それまでは城で暮らすように。私は王だ、拒否権はない」とシアトリヒに言われて、強制的に城に滞在することになってしまうレリアナ。

 

レリアナは「血は争えないっていうけど、自分勝手で無理に押し付けてくる所がそっくり」と思う。

「風邪はうつすと治る」というのは、小説や漫画でよく出てくる話ですが、現実ではそれは違うってのはほとんどの人が知ってると思います。
小説や漫画の中でも、違うのはわかってるけどよくそう言われるよねって感じで出てきて、キスとかのイベントに絡む事が多いけど、ここではそれが事実であるかのように、当たり前って感じでノアが「そりゃそうだ」と言ってるのが、ちょっと驚きでした。
この世界ではそれが常識なの?

いやキスしたからって健康で弱ってない人ならうつらないからね。

そしてレリアナはキスされたことは覚えてないのかなぁ・・・。
やっぱり、ありがちな展開だけど、残念。

 

レリアナがノアの態度がなんか変って思ったのは、やっぱりキスしたからノアは意識してたってことなんだろうか。
けど、ノアは反応が薄い感じだったので、レリアナが何をどう変だと思ったのかよくわかりませんでした。
いつもならもっと、何か言ってくるってことなのかな?

「ゲームに知恵を使ってもいいと思うか」が、暗にレリアナが勝とうとするのを牽制している意味があったとは、レリアナのセリフを読まなければわからなかったです。
こういう貴族社会の話は最近よく読んでるけど、直接的に言わないのが貴族社会での話術らしいですが、難しいです。

 

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